やまぶき高校受験の為受験勉強に明け暮れてきたのである
ガヤガヤ
今日は午前中が学科試験午後が実技試験。
ガサガサ
開発(やけに慌ててるな)
隣の女の子が筆箱をガサガサとしている
がたっ
女の子が練り消しを伸ばし始めた
開発「いや間に合わないから 」
ゆの「えっ 」
開発「(しまったついツッコミを入れてしまった)ほらこれ」
俺は消しゴムを女の子に差し出した
ゆの「えっでも 」
開発「大丈夫だ。二個もってるから」
ゆの「有難うございます」
開発「御互いの武運を祈ろう」
ゆの「はい!」
学科試験実技試験の終了のアナウンスが入った
開&ゆ「はぁーっ終わったー。あっ」
目が合ってしまった
開発「どうだった。其方は」
ゆの「やれる事はやれたよ」
開発「俺も出しきった。受かってくれれば良いんだけどな」
ゆの「それと有難う。消しゴム」
開発「大した事じゃねえよ。」
ゆの「これ返すね」
開発「返さなくて良い」
ゆの「えっでも」
開発「良いんだよ。これも何かの縁だから取っといてくれ」
ゆの「うん」
ゆの母「ゆのっゆのー!!」
ゆの「お母さん!!迎えに来てくれたの?」
開発「良いお母さんだな」
ゆの母「お疲れ様~」
ゆの「お母さんまさか朝から 」
開発「良い人過ぎるなお前のお母さん」
俺とゆのは校門に向かった
ゆの「お母さん朝から居たの?」
ゆの母「はけるタイミングが解らなくて。あら?この人は?」
ゆの「この人は試験の時に消しゴムくれた…」
開発「開発聡です」
ゆの「御免なさい。私聞いてなかったの気付かなくて」
開発「俺も名乗ってなかったし」
ゆの母「娘がお世話になりました」
開発「いえ世話なんて大した事は 」
ゆの母「もし受かったら娘と仲良くしてあげてくださいね」
開発「此方こそ。それでは俺はこれで」
俺は帰宅した
合格発表日
ゆの「あっ聡君 」
開発「おっす。ゆの」
ゆの母「あらあら聡君」
開発「お早うございます。おばさん」
ゆの母「受かってると良いわね」
開発「はい」
ゆの「緊張するね」
開発「そうだな。見に行こうぜ」
なんと合格していた
開発「やったー。はっ」
横を見ると
ゆのは涙を流してた
開発「ゆの。まさか」
ゆの「…かく」
開発「かく?」
ゆの「合格!!」
ガバッ
ゆのが抱き付いてきた
開発「こらっゆの。やめんか。おばさん見てるし」
ゆの母「気にしなくて大丈夫よ。聡君」
開発「気にしろやー!!」
歓喜の声とツッコミが轟いた
第0話 完
今日は午前中が学科試験午後が実技試験。
ガサガサ
開発(やけに慌ててるな)
隣の女の子が筆箱をガサガサとしている
がたっ
女の子が練り消しを伸ばし始めた
開発「いや間に合わないから 」
ゆの「えっ 」
開発「(しまったついツッコミを入れてしまった)ほらこれ」
俺は消しゴムを女の子に差し出した
ゆの「えっでも 」
開発「大丈夫だ。二個もってるから」
ゆの「有難うございます」
開発「御互いの武運を祈ろう」
ゆの「はい!」
学科試験実技試験の終了のアナウンスが入った
開&ゆ「はぁーっ終わったー。あっ」
目が合ってしまった
開発「どうだった。其方は」
ゆの「やれる事はやれたよ」
開発「俺も出しきった。受かってくれれば良いんだけどな」
ゆの「それと有難う。消しゴム」
開発「大した事じゃねえよ。」
ゆの「これ返すね」
開発「返さなくて良い」
ゆの「えっでも」
開発「良いんだよ。これも何かの縁だから取っといてくれ」
ゆの「うん」
ゆの母「ゆのっゆのー!!」
ゆの「お母さん!!迎えに来てくれたの?」
開発「良いお母さんだな」
ゆの母「お疲れ様~」
ゆの「お母さんまさか朝から 」
開発「良い人過ぎるなお前のお母さん」
俺とゆのは校門に向かった
ゆの「お母さん朝から居たの?」
ゆの母「はけるタイミングが解らなくて。あら?この人は?」
ゆの「この人は試験の時に消しゴムくれた…」
開発「開発聡です」
ゆの「御免なさい。私聞いてなかったの気付かなくて」
開発「俺も名乗ってなかったし」
ゆの母「娘がお世話になりました」
開発「いえ世話なんて大した事は 」
ゆの母「もし受かったら娘と仲良くしてあげてくださいね」
開発「此方こそ。それでは俺はこれで」
俺は帰宅した
合格発表日
ゆの「あっ聡君 」
開発「おっす。ゆの」
ゆの母「あらあら聡君」
開発「お早うございます。おばさん」
ゆの母「受かってると良いわね」
開発「はい」
ゆの「緊張するね」
開発「そうだな。見に行こうぜ」
なんと合格していた
開発「やったー。はっ」
横を見ると
ゆのは涙を流してた
開発「ゆの。まさか」
ゆの「…かく」
開発「かく?」
ゆの「合格!!」
ガバッ
ゆのが抱き付いてきた
開発「こらっゆの。やめんか。おばさん見てるし」
ゆの母「気にしなくて大丈夫よ。聡君」
開発「気にしろやー!!」
歓喜の声とツッコミが轟いた
第0話 完