妄想ToLoveる トラブル26怒んないでよ! | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

体育の時間

開発「ふわぁぁ」

リト「聡眠そうだなあ」

開発「ちょっと昨日な」

リト「大変だなあ」

ララ「聡。これ履いて」

ララは俺の足に何かを装着した

開発「これは靴か。うわああ」

靴はひとりでにもうスピードで走り出した

ララ「らくらくランナーくん!!これで眠っててもマラソン走れるよ」

当然その声は聞こえない

理科室

開発「酷い目に」

らくらくランナーくんは爆発した

ララ「どうしたの?聡元気ないね」

リト「誰のせいだと思ってんだよ」  

開発「リト俺ならば大丈夫だ」

ララ「あっそーだ!これで元気出して聡!!バーサーカーDX改スプレー型!!それ!」

開発「おわっ」

ララ「避けちゃダメだよ。聡」

開発「それはまさか」

すると実験に使うラットがゲージを突き破り逃げたした


女子生徒「キャー」


男子生徒「鼠が逃げた」


理科室はパニックとなった


未央「スカートの中に」

リト「何やってんだ。お前」

ララ「だって聡が避けるから」


開発「俺のせいなのか」

リト「そーゆー問題じゃねえ。お陰で授業も滅茶苦茶だし。聡にも迷惑掛けて」


開発「リト落ち着け。ララも俺ならば」


ララ「私は聡の為を思って」


リト「聡の為を思うならもう少し周りの気持ちを考えてくれ。大体お前は」

ララ「リトのバカー」

ララは理科室を飛び出していってしまった

リト「待てララ」

暫くして事態は収束した

その後

その日学校でララと会う事はなかった

帰り道

開発「リト、俺の為に怒ってくれたのは有難いがあれは言い過ぎだぞ」

リト「わかってるよ。帰ったら謝る」

美柑「御帰りリト。いらっしゃい聡さん。ララさん一緒じゃないの?」

リト「え?」

開発「帰っておらぬのか」

美柑「私は見てないよ」

俺達はララのラボに向かうが

リト「いない」

開発「探してくる。リトは家に居てくれ」

俺はララを探した

一方その頃

ララ「リトのバカ…私はリトを喜ばせたかっただけなのに…でも聡には迷惑・・」

ペケ「ララ様…やはりあんな地求人とララ様は不釣り合いなのですよ。」

ララ「そういえばリト前に私の事好きじゃないって言ってたっけだから私に冷たいのかな」

春菜「ララさん!」

ララ「春菜…」

春菜「良かった…ララさん。急に出て行っちゃったから心配してたのよ」

ララ「ねえ。春菜…今日は家に帰りたくないの…春菜んち泊めてくれない?」

一方

開発(全くどこに行ったのだ)

一方その頃

春菜宅

ララ「わーこの巨大蜆おいしー」

春菜「ララさん。それは蛤…」

秋穂「しっかし珍しいねー。春菜が家に友達連れてくるなんて」

春菜「お姉ちゃん」

秋穂「ヤッホー。ララちゃん…だっけ?この子友達少ないから仲良くしてやってね」

春菜「ちょっと何言ってるのよお姉ちゃん!」

ララ「春菜は私の大切な友達だからね。仲良しだよ」

秋穂「あらそう!良かったねー春菜」

春菜「もう…すぐ子供扱いするんだから」

秋穂「照れるなって此奴ー」

春菜「照れてない!」

春菜自室

ララ「春菜ってお姉ちゃんと二人暮らしなんだね。何かリト達みたい」

春菜「元々はお姉ちゃんが借りてる家なんだけど学校が近いから高校に入ってから私も間借りさせてもらってるの。お陰でお姉ちゃんにコキ使われて大変」

ララ「あれ?これってー春菜だ!コレいつの?」

春菜「あ…それは…」

ララ「ん?リトもいる」

春菜「それは中学の時のクラス写真」

ララ「へー!春菜とリトって同じ中学だったんだ」

春菜「え。ええ」

ララ「こっちの写真は?リトがトロフィー持ってる…」

春菜「それは中学のクラス対抗リレーの時よ。その時はね。結城君がアンカーだったの。最初うちのクラスは四位だったんだけどアンカーの結城君が凄く速くてラストスパートで三人抜いて逆転優勝したの!あの時は凄かったなぁ」

ララ「へー(私が会う前のリト。でも私はリトの事殆ど知らない)」

秋穂「二人共お風呂沸いたわよ」

春菜「はーい。先に入る?ララさん」

ララ「え?一緒に入ろーよ春菜も!!」

春菜「私も!?」

お風呂場

ララ「ねー春菜~」

春菜「え…な何?」

ララ「リトってさあ。何ですぐに怒るのかなァ」

春菜「結城君?」

ララ「だってリトってば酷いんだよ。折角私がリトの為に色々してあげようと思ったのに怒ってばっかり」

春菜「私には男の子の考えは良くわからないけど…でもね。別にそれはララさんの事嫌いだからって訳じゃないと思うの」

ララ「そうかなあ」

春菜「そうだよ。だって結城君って素で女の子に怒る所なんて中学の頃は見た事なかったもんきっとそれは結城君がララさんには心を開いてるって証だよ」

ララ「リトが…私に」

春菜「心を開いてなきゃ怒ったりなんか出来ないよ。特に結城君みたいな優しい人は」

ララ「なんか私より春菜の方がリトの気持ちわかってるみたい」

春菜「え!?そんな事ないよ!私なんか…」

ララ「私リトの事もう随分とわかった気になっていたの…でもそんな訳なかったね。昔のリトの事も知らないんだもん。だからリトの気持ちも理解出来なかったんだ」

春菜「ララさん」

ララ「私帰るね。リトに謝りたい」

春菜「…うん」

私は着替えてリトの家に急いだ


ララ「はあ。はあ」


公園まで来ると

宇宙人「待て。」

ララ「何?」

宇宙人「ララ、デビルーク俺様の嫁に」

ララ「きゃあ」


宇宙人「ぐあっ」

開発「迎えに来たぞ。ララ」

ララ「さ」

開発「今回の騒動は俺にも原因があるからな」

宇宙人「俺様の邪魔を。この地球人が」

開発「仕方ない」


持っていた警棒を構えた

ララ「聡」

開発「下がっていろ。すぐに終る」

宇宙人「なめやがって」

宇宙人は爪撃を繰り出す


開発「鬼刃襲連斬」

妖宇宙人「ぐはあ」

宇宙人を宇宙の彼方に吹き飛ばした

ララ「聡。助けてくれて有難う」

開発「気にするな」

ララ「御免ね。聡。リトの言う通り周りの気持ちって考えてなかった。だから聡にも」

開発「謝る必要はないララがこうすれば俺が楽になるんじゃないかと考えてくれたのだろ。礼は言っても謝罪を要求する事はあり得んさ」

ララ「有難う。私もっと発明頑張るから」

開発「それは遠慮してくれ」


ララ「所で聡は何者なの?」


開発「陰陽師だ」

トラブル26 もっと知りたい完