妄想ToLoveる トラブル25 女は淑やかに | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

いつもの朝

俺はいつも目覚ましを掛けないなぜなら

リト「うわあああ」

開発(目覚ましは要らず・・・だな)」

数分後登校

開発「お早う。リト。ララん?」

違和感を覚えた

リト「なあララ。さっきは悪かったよ」


開発「リト。ララと喧嘩でもしたのか?」

リト「わかんねえよ。今日はララの様子が可笑しいんだ。ララ機嫌直せって」

ララ「御免なさい。リト。別に怒ってるワケじゃないの。ただ…恥ずかしかったというか…」

開&リ「恥ず…かしい」

ハモった

開発「おいリト」

リト「わかっている。様子が可笑しい」

未央「ヤッホーララちぃおっはよー」

リト(春菜ちゃん)

春菜「お早う。結城君。開発君。ララさん」

リト「あ…あぁおはよ!」

開発「お早う。」

ララ「お早うございます。春菜さんリサさんミオさんそれに聡さんも挨拶まだでしたね」

開&リ&春&理&未「!!?」

ララ「さ。行きましょう。遅刻しちゃいますよ」

理紗「あ…あんなノリだったっけ?ララちぃ…」

開発(どうしたというのだ)

学校に着くと

レン「あぁララちゃん!今日も君は美しい…!!その美しさは正に宇宙の宝石!!いや神の芸術だよ!!美しい!!素晴らしい!!」

開発「相変わらず口達者な奴だ。すぐに口を閉じねば」

ララは俺達の後ろに隠れてしまった

ララ「やだ…恥ずかしいからやめてください」

レン「(ララちゃんが嫌がっている)うわぁあ御免よ」

開発(やはり今日のララはいつもと違う)

俺達は授業を欠席してララを屋上へと呼び出した

ララ「なんでしょう?聡。リト…お話があるなんて。授業も欠席してしまって。なんだかドキドキしちゃう」

開発「単刀直入に言わせてもらう。ララ今日の君は」

風でララのスカートが捲れてしまった

 

ララ「キャッ」

慌ててスカートを抑えるララ

ララ「…見た?」

リト「えっ?いや‥あの‥」

開発「すまない。突然の事で後ろを向く暇がなかった」

ララ「もう…聡とリトのエッチ」

開発「なっなんなのだ。これは一体何か物凄く可愛い」

リト「いや冷静になれ聡」

俺は深呼吸をして落ち着いた

ララ「聡」

リト「ララマジでどうしたんだよ。今日の君はどこかおかしい。頭でも打ったのか?」

俺はララの顔を見て違和感を覚えた

開発「ん?ララ少し顔が赤いな」

リト「え?」

俺はララに断りを入れて額に手を当てると

開発「少し熱があるな。ペケ。ララの体温はいつもこれ位か?」

ペケ「熱!?そーいえばララ様いつもより…」

開発「!!誰だ」

気配を感じて後ろを向くと

御門先生「誰だとは失礼ね。」

開発「保健の御門校医殿?」

御門先生「どうやら彼女は「コロット風邪」のようね。」

開発「「コロット風邪」聞かぬ名であるが病名でござる?」

御門先生「かかると微熱に伴い性格が全く別人に変わってしまう症状が現れるの。宇宙のどこかで拾ってきてしまったのね」

リト「宇宙の!?そういえばララの奴俺の誕生日の時どっかの星に出掛けてたな」

開発「そこまで詳しいというと事は御門校医貴殿の正体は」

御門先生「御名答。別に珍しくも何ともないわよ。この地球には皆知らないだけで様々な星の人間が生活しているの」


開発「成程」


御門先生「これあげるわ。私が調合した風邪薬飲めば忽ち良くなるわよ」

開発「良いのでござるか?」

御門先生「本当なら報酬を頂く所だけど…可愛い生徒からお金を貰う訳にはいかないからね」

開発「感謝致します」

御門先生「わかったわ。それじゃ。お大事にねプリンセス」

その夜

今日はリトは父親の仕事の手伝いで家に美柑1人なので家で美柑とララを預かる事になった

美柑「保健の先生も宇宙人だったなんて」

開発「妖を相手にしてる俺が言うのも何だが宇宙人が彼方此方に潜んでいる等映画の世界の話としか考えられん」

美柑「でペケはなんでララさんの病気に気付かなかった訳?」

ペケ「迂闊でした…ララ様は今まで風邪などひいた事がなかったもので…」

美柑「まっでも良かったじゃん?ララさんも元に戻ったし」

開発「そうだな。これで一段落」

ララ「聡!!タオルがないよー」

開発「治すべきではなかった気がする」

美柑「大変だな。聡さんも」

開発「取り合えず裸で彷徨くなまた風邪を引くぞ。この能天気姫!!」

トラブル25 女はしとやかに 完