ある日の事
開発「うう」
リト「大丈夫か聡」
開発「最近眠れなくてな」
ララ「だったらこんなのあるけど」
するとララはタブレットを一粒渡してきた
開発「これは‥?」
ララ「睡眠薬だよ。今日私のラボで作ったの」
開発「ララが作ったのか!?」
ララ「うん」
開発(ララが作った。俺は彼女が過去に作った発明品の顛末を知っている。抑これは合法なのか危険ドラッグの類いでは。しかしこれは好意)
ララ「聡飲んでくれないの?」
開発「頂こう」
口の中に放り込んでしまった
開発(しまった、つい)
リト「おい大丈夫なのか?」
開発「特に何も起こらない。取敢えず保健室に行く」
保健室
御門先生「寝不足ね。ベッド使って良いわよ」
開発「それではお借り致します」
御門先生「私ちょっと職員室に用があるから」
俺は休むとドクンとなった
開発(なんだ。目が回って)
ララ「聡。私だよ。大丈‥」
開発「ララか?(いつも以上にでかい声)ん?ララいつの間にそんなに大きく」
ララ「というより聡が小さくなったんだよ」
開発「これは一体ってうわ」
ララに持ち上げられた
開発(ララの手の感触。ララの体温、ララがこんなに近く)
ララ「あはは。聡可愛い」
開発「こっぱずかしいがララにそう言われると嬉しい」
ララ「えい!!」
開発「うわ」
ララの巨大な指が迫ってきた
開発「わっやめっララ」
ララ「聡、くすぐったいの♪面白ーい」
開発(ララに良い様にされてる、恥ずかしい、でも嬉しい)
しばらくして
ララ「ごめーん。何か面白くて」
開発「うう(幸せだ)所でこれはどういう事態なのだ?」
ララ「多分あの薬の副作用で小さくなったんだ」
開発「無垢な笑顔で言われても困るのだがでこれを戻す方法は」
ララ「それが元に戻す方法は考えてなくて」
開発(可愛すぎて憎めない)
気配を感じた
開発「校医が戻ってきてしまう」
御門先生「あら?貴方は確か1-Aのそこにいた開発君はどうしたの?」
ララ「聡なら元気になったんで教室に戻ったみたいです。じゃあ私も次の授業あるんでっ!!」
ララは保健室から出た
ララ「ふうっ危なかったね」
開発「いやっララなぜここに」
ララ「だってこの服ポケット無いんだもん仕方ないよ」
開発「邪念を起こさないよう善処する」
果たして大丈夫なのだろうか?
トラブル23 恐怖の発明品 完