夏休みが終わり再び学校生活が始まった
ララ「夏休みも終わりか~。なーんかこうして学校に来るのすっごい久しぶりな感じするねー」
開発「そーだな(そういえばララの制服姿を見るのも結構久々だな)」
ララ「?どーかした聡」
開発「いやすまない。考え事をしていた(未熟)」
骨皮先生「えー2学期になっていきなりですがぁ。転校生を紹介しまふ」
里紗「転校生?」
未央「一学期にララちいと開発が来たばっかなのに珍しいねー」
骨皮先生「レン・エルシ・ジュエリア君です。皆仲良くするよーに」
女子A「キャー美形」
女子B「また外国人ステキー」
レン「やっと見つけたよ。ララちゃん。僕の花嫁…」
開発「!!?(花嫁?て事は此奴も宇宙人か)」
レン「一目でわかったよ。やはり人混みに紛れても君の輝きは隠しきれない。(幼少の頃王宮の庭で遊ぶ君は本当に美しかった。君の笑顔は僕の心を太陽の様に照らしたものさ)そして今!月日を重ねた君は一層美しくなって眩いばかりの輝きを放っている。正に女神!!」
リト「聡。ララの知り合いって事は」
開発「また面倒事が増えそうだ」
里紗「ちょっとどゆ事コレ?」
未央「昔の男出現って奴!?」
里紗「愛と憎悪のラブストーリーって訳ね」
開発「頭が痛くなる」
レン「そしてこの感動の再会!!こんな辺境にまで出向いた甲斐があったよ。さあララちゃん喜びを分かち合おう!!!」
ララ「貴方誰?」
レン「ゴッ」
レンの頭に隕石が落ちた絵が浮かんだ
レン「(そんな…覚えていないというの?子供の頃あれ程一緒に遊んだのに…!!)まあ良いさ。こんな事じゃ僕はヘコタレないよ…なぜなら男だからね」
開発(変な奴)
レン「それよりララちゃん。聞いたよ。何でも悪い男に騙されてるらしいじゃないか。そう!君の事だよ結城リト!!」
骨皮先生「へ?儂?違うけど」
骨皮先生に指を指す
レン「失敬。じゃあ君だっ」
開発「!?」
俺に指を指した
リト「いや。リトは」
レン「言わなくてもわかる」
開発「(なぜ宇宙人は話を聞かぬ奴ばかりなのだ)わかった。貴様アホだな」
レン「僕とララちゃんがどれ程の関係にあるか君に教えてあげよう。見るがいいこれを!!」
レンは一枚の写真を見せてきた
ララ「これ小さい頃の私だー!」
リト「もう一人いるのがお前?」
開発「何故女子の格好を?」
ララ「思い出した!!!泣き虫レンちゃんか!」
レン「思い出してくれたんだね。ララちゃん」
小さい頃レンはララにレンが男らしくなったら結婚すると約束したらしい
ペケ「…そんな事言ったんですか?」
ララ「うーん言ったよーな言ってないよーな」
開発「その時話すら聞いていなかったのではないか?」
レン「わかるかい。結城リト。僕達の絆の深さが」
開発(ララと結婚の約束をした仲?)
レン「ララちゃんすぐにとは言わない。これからはクラスメイトとして男らしく成長した僕の姿を見てほしい。そして何君に気付かせてみせる。君の結婚相手として親日相応しいのが誰なのかという事をね」
暫くして授業が始まる
数学
数学教師「ではこの問題わかる人」
レン「ハイッ!!結城君より先に答えます!!答えはX=√2+3!!!」
数学教師「正解です」
レン「見たか」
開発「o(__*)」
レン(僕は眼中にないと)
体育
短距離走
レン「うお。結城君よりも先に」
体育教師「もうゴールしているぞ」
レン「なにいい」
昼食
レン「ぐももも(見たまえ)ぐもー(食べるのも)」
開発「沈め」
殴り飛ばした
放課後
レン「次はどこへ行くつもりだ。結城リト」
開発「どこでも良いだろ。俺の勝手だ」
レン「では次こそそこで」
開発「いい加減鬱陶しいんだが」
レン「では認めるか!?僕の方が男らしいと!」
開発「認めてやる。これでいいのか?」
レン「ではララちゃんを忘れられるか」
開発「え」
体に稲妻が突き抜けたような感覚に陥った
開発(俺がララを忘れる)
トラブル17 嵐を呼ぶ転校生 完