僕は教室を出ようとすると
広「聡。何する気だ」
開発「ネットを集めてくる」
郷子「ネット?」
広「それが必要なんだな」
開発「うん。手伝ってくれるの?」
広「当たり前だろ」
郷子「どんなネットがいいの」
開発「ゴールネットでも網になりそうなものなら何でも」
広「わかった」
数分して
ぬーべー「よしこれだけあれば」
玉藻「そんな網であの巨大な霊霧魚を?ナンセンス」
開発「手伝う気がないなら。黙っててくれないかなあ。じゃなきゃ先に」
広「そーだ!でしゃばるな狐」
郷子「ほっとこ。広!」
ぬーべー「聡。霊波封印は」
開発「出来るよ」
ぬーべー「優秀だな。始めるぞ」
開発「臨兵闘者皆陣烈在前。我の中の霊気よ。対象を包め。」
ぬーべー「南無大慈大悲救苦救難広大霊感」
開&ぬ「霊波封印の術!」
玉藻「ほう。霊力を網に封じ込める訳ですか。成程これなら霊体を捕まえる事も出来る。考えましたね」
開発「出来た。後はこれを繋ぎ合わせて一枚の大きな網を作る。そして校庭の周りの木に張り巡らせて底引き網の要領で奴を外に引きずり出す」
広「まさか校庭で漁業やるはめになるなんて」
郷子「でも捕まえた後どうするの?彼奴は殺してもすぐ再生するでしょ」
ぬーべー「それは」
開発「それなら」
玉藻「大丈夫だよ。霊霧魚は元々深海魚が妖怪化したもの…だから太陽の光に弱い。霧の外に出て太陽の光に当てれば再生能力は失われる…」
広「そっか深海魚は暗闇でしか生きられないから」
開発「どういう風の吹き回し?そんな事教えてくれるなんて」
玉藻「私は貴方達の力の秘密を知りたいだけさ…無限に霊力を高められるその能力の秘密をね」
開発「聞き飽きたよその言葉。抑力なんて僕にもぬーべーにもない。ただ僕は自分の大切な今を明日も続くように守りたいだけだよ。ぬーべー網なら僕が」
ぬーべー「俺が行く。お前を危険に晒すわけにはいかない」
開発「でも僕なら」
ぬーべー「お前は優秀な霊能力者である前に俺の生徒なんだ。お前に手出しはさせない」
開発「先生」
ぬーべー「それに聡がいれば俺も安心出来る。もしもの時に皆を守ってくれ」
開発「わかった」
ぬーべーな窓から外に出て木に網を括りつけにいった
広「でもあんなでかい奴俺達の力で持ち上がるのか?」
郷子「そうね。物理的に無理だわ」
開発「それなら大丈夫。この世の存在じゃないから重さはないんだよ」
玉藻「百点の知識だ」
開発「お褒めの言葉どうも」
ぬーべー「よーし皆引っ張ってくれ」
ぬーべーの合図の声が聞こえた
開発「せえの」
僕の合図に皆が網を引っ張った
すると霊霧魚は霧の外に飛び出した
霊霧魚「グギャアア」
霊霧魚は苦しむ
郷子「釣れた」
広「見ろ。日光に当たった途端彼奴の体から煙が」
勝「まだ日没迄10分はあるぞ。大成功だ!」
広「やっほーぬーべーばんざー」
しかし
開発「皆窓から離れて」
霊霧魚は此方に突進してきて硝子が此方に飛び散った
開発「網を食い破った」
ぬーべー「皆ケガはないかー」
開発「美樹さん。指」
美樹「硝子で切っちゃった」
開発「魚の分際で調子に乗りすぎじゃないかな。虎徹形状変化」
関節剣の様な形になった
玉藻「剣の形が」
降ると刀が霊夢魚の尾に絡まった
ぬーベー「聡俺も行くぞ」
ぬーベーと一緒に霊夢魚へと向かった
開&ぬ「せああ」
玉藻(ほう。霊霧魚を彼処迄容易く切り裂くとは。やはり成長している)
僕とぬーべーは斬撃を叩き込むがすぐに再生してしまう
開発(早くしなきゃ)
すると
ぬーべー「火輪尾の術」
開発「玉藻先生!」
妖怪化した玉藻先生の本来の姿があった
玉藻「鵺野先生。開発君。校庭を火の海にする!そうすれば霊霧魚は耐えきれず浮上する筈だ!そこで仕留めろ。だが勘違いするな。これは助太刀ではない!貴方達が負けては困るので力を貸すだけの事だ」
ぬーべー「玉藻」
開発「そうか炎か。使えるかも虎炎」
炎が出現した
玉藻「何!?」
開発「虎徹は妖怪の血を吸う事で妖怪の能力が使えるようになるこれは玉藻先生の火輪尾を虎徹でアレンジしたものだよ」
たまらず霊霧魚が外に出た
開発「ぬーべー行くよ」
ぬーべー「おう。せああ」
開発「はああ。紅蓮虎爪」
ぬーべーと僕は其々攻撃を叩き込み霊霧魚を撃破した
開発「ふう。疲れた」
地面に座り込んだ
開発(晶君達も助かったみいだね)
ぬーべー「聡。ナイスファイト」
開発「うん」
ぬーべーの手を取った
するとベンチに座る玉藻先生がいた
開発「玉藻先生」
玉藻「開発君。私を斬るなら今がチャンスだよ」
開発「確かに。って言いたい所だけど。生憎霊力も体力も玉藻先生と戦う分は残してないから」
玉藻「生き恥を晒せと言うのか。一層斬られた方がよかった」
ぬーべー「玉藻」
玉藻「私は…妖弧失格だ。理由はどうあれ人間を助けてしまった。アディオス鵺野先生。開発君貴方達の力の秘密を知る事が出来ず残念だ」
ぬーべー「待てよ。玉藻。教えてやるぜ。あれが俺の力の秘密さ」
美樹「あんな所にいた!玉藻先生!玉藻先生が助けてくれたんだってね。有難う!教員試験受かったら絶対この学校来てね!」
開発「あれがぬーべーの力の秘密?」
ぬーべー「お前も同じだろ」
開発「さあどうだか」
#14霊獣・霊霧魚の巻後編 完
玉藻「剣の形が」
降ると刀が霊夢魚の尾に絡まった
ぬーベー「聡俺も行くぞ」
ぬーベーと一緒に霊夢魚へと向かった
開&ぬ「せああ」
玉藻(ほう。霊霧魚を彼処迄容易く切り裂くとは。やはり成長している)
僕とぬーべーは斬撃を叩き込むがすぐに再生してしまう
開発(早くしなきゃ)
すると
ぬーべー「火輪尾の術」
開発「玉藻先生!」
妖怪化した玉藻先生の本来の姿があった
玉藻「鵺野先生。開発君。校庭を火の海にする!そうすれば霊霧魚は耐えきれず浮上する筈だ!そこで仕留めろ。だが勘違いするな。これは助太刀ではない!貴方達が負けては困るので力を貸すだけの事だ」
ぬーべー「玉藻」
開発「そうか炎か。使えるかも虎炎」
炎が出現した
玉藻「何!?」
開発「虎徹は妖怪の血を吸う事で妖怪の能力が使えるようになるこれは玉藻先生の火輪尾を虎徹でアレンジしたものだよ」
たまらず霊霧魚が外に出た
開発「ぬーべー行くよ」
ぬーべー「おう。せああ」
開発「はああ。紅蓮虎爪」
ぬーべーと僕は其々攻撃を叩き込み霊霧魚を撃破した
開発「ふう。疲れた」
地面に座り込んだ
開発(晶君達も助かったみいだね)
ぬーべー「聡。ナイスファイト」
開発「うん」
ぬーべーの手を取った
するとベンチに座る玉藻先生がいた
開発「玉藻先生」
玉藻「開発君。私を斬るなら今がチャンスだよ」
開発「確かに。って言いたい所だけど。生憎霊力も体力も玉藻先生と戦う分は残してないから」
玉藻「生き恥を晒せと言うのか。一層斬られた方がよかった」
ぬーべー「玉藻」
玉藻「私は…妖弧失格だ。理由はどうあれ人間を助けてしまった。アディオス鵺野先生。開発君貴方達の力の秘密を知る事が出来ず残念だ」
ぬーべー「待てよ。玉藻。教えてやるぜ。あれが俺の力の秘密さ」
美樹「あんな所にいた!玉藻先生!玉藻先生が助けてくれたんだってね。有難う!教員試験受かったら絶対この学校来てね!」
開発「あれがぬーべーの力の秘密?」
ぬーべー「お前も同じだろ」
開発「さあどうだか」
#14霊獣・霊霧魚の巻後編 完