今、日本の産業はグローバルなレベルでタフな競争にさらされている。
特にエレクトロニクス産業がそうであるが、今後TPP参加となると、農業や金融といった産業も例外ではなくなる。
従って、今のうちからしっかりと競合分析を行い、競争に勝ち抜くシナリオを用意しておくことが必要であろう。
競合分析はマーケティングの色合いが強く、戦略立案には定石がある。
基本は3C分析だ。
1.Customer 顧客分析
顧客視点の分析を行う。PEST分析等のフレームワークを利用した外部環境分析も有効だ。
ここで顧客を取り巻く政治的、経済的な環境や、顧客の求めるトレンド等をつかむ。
2.Competitor 競合分析
1を行った上で、競合の強み、弱味を分析する。
4Pの観点で比較するのもよい。
Price:どんな価格で売っているのか
Product:どんな商品を売っているのか
Place:どんなチャネルで売っているのか
Promotion:どんな宣伝方法で売っているのか
3.Company 自社分析
最後に自社の分析を行う。
ここは2と比較する形でまとめるのがよい。
ここまでくれば、最後にSWOTという形で自社の強み・弱みを客観的、相対的にまとめることができる。
SWOTができあがれば、あとはS/W × O/Tの組み合わせで戦略の方向性ができあがる。
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