11時
カラオケの個室にスマホ一つで俺はWEB面接臨んだ。
裸にワイシャツ。下はいつものジーパンである。
ログインして内股でもじもじ。
MASA「ハァーーーー![]()
ドキドキするぅ![]()
」
時刻は開始5分前…
4分…
3分…
MASA「(ドキドキ…)」
MASA「(ドキドキ![]()
)」
ピコン!画面が切り替わる。
MASA「ホ…ホントにキタァァァァァァァアァァア![]()
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」
デリヘルみたいな気分になってボッキしてしまった。
団体爺「本日はお忙しい中ありがとうございます(ニッコリ)」
女「ペコリ」
MASA「ハァァァァア![]()
よろしくお願いしますぅ![]()
(ビンビン)」
緊張して声がひっくり返る。
団体爺「まぁね今日はお互いに面談という事なので楽にしてもらってね?笑」
女「ニッコリ」
うーん。団体である![]()
でもアレとは違う。
脱糞会長や汚ねぇ爺じゃない。
白髪の綺麗な爺に普通の女だった。
WEBで顔はよく見えなかったがまぁバックならイケるんじゃねえか![]()
団体爺「まずは当組織についてご説明いたしますね?」
MASA「ハイッ!よろしくお願いしまッゴホッ!!!
」
団体爺「ペラペラペラペラ…」
MASA「……ハイ!…………ぅとっ…うとうと…
」
…
団体爺「と。ここまででご質問はありますかぁ?」
MASA「…んあ![]()
」
MASA「チンボって喉の奥に挿れるとあったかいですかあ?![]()
」
とか一瞬浮かんで笑ってしまった。
MASA「無いです![]()
ありがとうございます
」
その後は色々と説明を受ける。
団体爺が春までは契約社員とか言ってたような気がするがよく聞いてなかった![]()
気のせいだと思うケド……
MASA「(なんだか説明会みてぇだな)」
志望動機とか自己PRとかやるかと思ったのに全然イメージと違って拍子抜け
俺は下半身をモゾモゾしながらバレないギリギリのラインで面接を受けた。
その時だった
団体爺「それでは吉田様のお人柄についてですが、ご家族ご友人、周囲の方にどのように言われることが多いでしょうか?強み弱みと合わせてお答えいただければと思いますぅ!(ギロッ!)」
MASA「ヘアッッッ![]()
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」
完全に気を抜いていた![]()
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つ…強み……?
弱み……
え…あ…………
人からどう言われ…る事が多い……?
一瞬で頭の中がグルグル回る
MASA「(思い出せ![]()
思い出せ![]()
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俺はなんて言われる![]()
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)」
???「ヘタクソ」
???「チビデブ」
???「ギリ健」
???「脳に障害がある」
マジでお前らの事が思い浮かんだぜ![]()
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MASA「カッ……ク…カカカカカ…カッ……
」
マジで地獄みたいな無言の間。
俺コミュ力ここまできてるか。
面接得意だったのに。
おかしいよ。
