今日はバレンタインデーである。
MASA「アーチを描えがけGO!バレンティン〜」
何かあるに違いない。
そんな思いで俺は外に出ている。
先週買ったばかりのオシャレな靴をはいて髪の毛にギャッツビーつけてランチだ。
女の子「あの……いつも電車で見てて…その…チョコを…」
OL「いつもランチここですよね…今日は相席…いいですか?」
店員「特盛…ですよね?あの…今日はコレ…サービスです。気持ち込めてますよ?特盛で♡」
そんな想像をしながら歩くんだけどさぁ
そーーーんなワケねーんだよ
だって深夜日雇いしてると電車乗らねぇもんよ
昼時寝てたら出会いなん日雇い底辺のジジイだけだもん
普段使う店なんかクルド人しかいねえもん
だってここ荒川だもん
女「まぁ素敵!あの人どこから来たのかしら!」
MASA「荒川ダゼッ」
女「え…」
外人「where did you come from?」
MASA「I from ARAKAWA!」
外人「え…」
とにかく出会いが無さすぎる。
交友関係が無さすぎるのだ。
そして…同時にとんでもねえ事に気がつく。
2/14金曜日…バレンタインデー
濃厚セツクス確定演出だろぉ?
真夜中のアベック達は。
お泊まりで朝までクスリとセツクスだろぉ?
つまりさ…
2/15土曜日…人脈ボウル
これ来る女って確実にフリーで処女ってことだよなぁ
相手探しに来てるんだよなぁ
流石の俺もいたたまれなかった
MASA「こんにちは◯◯くん!明日予定大丈夫だよ!行くよ!」
久々に生マンチョキメるかも