今日も荷物の仕分け作業
もう感情なんて失ったよ。
ナーンにも考えない。
ナーンにも考えられない。
ただ機械のように荷物を運ぶ。
ガラガラガラリ
ガラガラリ
10月も10日が経過した。
ようやく今日で支払いを終える。
滞納が当たり前の日々にも慣れた。
今の大家はヨボ爺故に寛大で業者も介さず催促電話してくるが
「あっあの仕事でね
◯日に払うよ
」
で待ってくれる良い爺。
MASA「ああ…疲れる腰いてぇ
でも今日だけ…
今日だか頑張ったら支払い終わるから…
命を繋がるからッッッ」
そう思いながらガラリガラリと荷物を運ぶ。
いつものルーティン。
いつもの底辺。
いつもの意識朦朧。
だが…
今日は何かが違った。
ラックのまとめてある倉庫のスミ。
社員15人が集まっていた。
ザワザワザワザワ
喧騒を覗き込むように見てみると
大量の荷物がグチャグチャになっていた。
MASA「(うわー。やっちゃってんじゃん。)」
とにかく倉庫ってのは荷が命。
お客から預けられた荷は何よりも大事にされている。
そんな荷が凄惨な姿形で転がっているのだ。
MASA「ハハッwww派遣でよかったwww」
スタコラと仕事に戻ろうとした時だった。
社員「ねえ!!!ちょっと来てェ
」
何故が俺が呼び止められた。
MASA「ハイ」
結論だけ言います。
15人に囲まれて全部俺のせいにされました。
ガチ実話です。
アリバイ主張しても完全に口裏合わせて全員で囲んで来やがったのです
ヤバいでしょ流石に?
マジでキレて怒鳴る俺
MASA「ねぇえぇえんだよ証拠も何も
絶対俺じゃねぇアリバイとして俺じゃねぇだろおおおおぉぉおがよぉぉぉぉ
」
ブチギレ
ガチで大乱闘寸前。
クソがマジで全面抗争してやっからボケカスカスカスニボニボニボ底辺共がマジで
社員「派遣会社に連絡するからな」
社員「あなたのケースでしょうが」
社員「チッ!テメェいい加減に!!!」
MASA「お…おま……貴様らよぉぉぉ…ギリギリギリギリ」
ガチで今こんな。
もうどうなってもいい。
このカス共許さんぞ。
完全に俺を怒らせた。
学歴の差を見せつけてやるからな???
徹底抗戦1対15
場所は有明倉庫街。
俺に加勢するヤツは今すぐ来てくれ
俺は倒れようが骨が飛び出ようが、
キンタマがマカロニになろうが絶対に引かない。
もう一度言うぞ
加勢する奴は今すぐ来い