金が欲しい。
支払いのためならケツだって売る。
そのつもりだった。
出会い系の無料にアメブロリンク書いてメッセも待ちました。
MASA「金を…金をもらえるならなんでもするよ」
その気持ちは日に日に変化していった。
MASA「もういいよ今なら大安売り
3000円でもいいよ
MASA「掘ってくれよおおぉ!!!!ボコボコに便所扱いしてくれよオォォォォォォ金なんかいらねぇぇんだよ!!!金払うよ掘ってからヨォ
!!」
もはや目的は金ではなく掘られることになりつつある
そうして俺は今日も寂しげにケツをさする。
そんな時だった。
ブーッ!ブーッ!!!
いきなりスマホが轟音を上げて着信を知らせた。
MASA「ブリブリッ!バリバリバリ
」
すかさず応戦するマサさん。
電話に出てみると派遣会社だった。
社員「あのぉ?今日出れませんか?出れる派遣さんがいなくてぇ…今日は特別に時給100円プラスしますのでッ!!!」
MASA「エッ」
浮かれた。
一瞬浮かれた。
そして俺はキレました。
時給100円増し。
800円です。
底辺派遣社員「800円やるよwwwオラ!やれよ!www」
俺にもプライドがある。
院卒としての。
そして馬券師としてのプライドがある。
なんで…
なんで俺が800円に釣られると思ってんだコラァァァァ
俺はすぐにその電話を断った。
MASA「あー。すみませんね。今週末は僕ね?本業があるんで?」
そうです。
競馬があるんです。
支払いがなんて本業でなんとかするもんなんだよ。
パワー馬券で生きるんだよ
思い出した
俺は日雇いで利息を返す人生を送りたいんじゃねぇんだ
知恵で!知識で!経験で人生を変えるんだよ
5日働いた分が6万ある。
本当にゴミのように働いた金だ。
これでダメならガチ自己破産。
最後の勝負。
自分自身の馬券力を信じます。
久々にガチでいく