蒸し暑いぁ
なんかさ?
最近本当にロクな事ねえよなぁ………
年々生活水準低下してるなぁ………
今日はあの薄暗いボロ家に帰りたくない。。。
そう思って朝日の中を歩く。
近くの公園はゴミが凄かった。
夜中に若者たちがはしゃいでいるから。
空き缶やらなんやらが凄いことになっている。
コロナ禍以降バカが酒飲んでるんですよ
バカ「キャー!キャー!w」
バカ「オイ!オイ!オイ!オイ!」
MASA「…………◯ね。」
それでゴミが放置されてるんですよ。
そんなゴミだらけの早朝の公園。
俺は今の自分に最も相応しい飲み物を…
パックの日本酒をすする。
みぃーんな眩しい。
サラリーマン。
体操してる老人。
みぃーんな満たされてる
前にこの公園で猫を見かけたので
エサをコンビニで買った。
たまには話相手になってもらおうと思ったけど蟻すらいなかった。
仕方ないので俺はパックの鬼殺しに話しかける。
「なあドウデュース勝つと思う?」
返事は無かった
俺は…
涙が止まらなくなった。
俺はベンチの上で酒を飲み下を向いていた。
その時
???「おはようございます」
女の…
女の声がした。
朗らかな顔をした老人であった。
腰は曲がっていたが髪は染めていて、外向きの綺麗な格好をしている。
婆さん「こんにちわぁニッコリ」
MASA「あ……へへ…どうも…」
婆さん「いい天気ですねぇ。」
MASA「え…ねぇ…き…昨日は雨がすごくて…そうそう!僕はっ!僕は深夜に働いてるのでね!昼は…その雨音で眠れなくってさぁ!!!でも家出る時にはもう上がってたから!ちょうどよかったっていうか!その!ラッキーみたいな!?」
婆さん「あらぁ。大変ねぇ。ウチの娘も病院でねぇ?深夜働いてたりもしたのぉ。」
やはり俺はコミュニケーション能力が高い
程なくして会話して老人は去って行った。
MASA「ふぅ………」
しかし雑談なんかしたのはいつ以来だろう。
最近立ち飲み屋にも行っていないので、
店員か派遣としか喋っていない。
何故だろう。
老人といえ綺麗な格好をしていた。
ツヤがあって健康そうだった。
俺はボッキしていた。
運命の宝塚記念まであと5日