何かが…何かが引っかかっていた。



あの石板には『この遺跡の中にメガチンボがいる』と記されていた。


だが…だがこの最深部までメガチンボはいなかった。


マサノブ「この区域は魔素が濃すぎるから長居はできないですよ。」

マサノブ「強力な魔物が多いのでソロでは生きられる冒険者はいません。」


仲間とはぐれ一人倒れていたマサノブと出会い

俺たちはマサノブのアドバイスのおかげでこの最深部まで来ることができた。



だが何かが…何かがおかしいッ!!!


マサノブ「さぁ!今しかない!橋を渡るんだ!!!」


僧侶「行こう!!!」

弓使い「急ぐわよ!」

ヒロイン「ありがとうマサノブ…。あなたのおかげよ。」


勇者「……なぁ…マサノブ…」

マサノブ「ん?どうしたんだ?」

勇者「なんで…なんでレッドドラゴンに追われてあそこで倒れていたお前が最深部に詳しいんだ?なんで一人で生きられないこの場所の知恵を持っているんだ???」

マサノブ「………」

ヒロイン「ホラッ!なにしてんのよ二人とも!マサノブも急いでッルンルン

マサノブ「………」

勇者「なぁ…!なぁ!なんでなんだよ!!!」

マサノブ「………」



勇者「離れろッ!!!そいつが!!!マサノブがメガチンボだぁぁぁぁぁ!!!!!」




マサノブ「ボロン♂






という夢を見ました。

今年で38歳です。