借金…
無職…
ホームレス…
終わらない返済地獄
八百長で苦しめるギャンブル
追い討ちをかける裁判
さらに群馬の奴隷労働
心身共に限界に達していた。
13時00分
グンマー明けの日雇い。
携帯の充電は切れ、風呂にも入れず。
なんとか地べた這いつくばって自宅に帰る。
その翌日は大体昼過ぎまで寝てします。
MASA「んゔぁ???キャッ!キャッ!キャッ!!!」
また今日も寝小便をしてしまっていた。
ペース的には最近週2くらいでやらかすようになった。
寝る前に水分取ってるから…とかもあるだろうけど
確実に人間として崩壊してきているのだ。
しかし気付きもあった。
多分便秘の時は寝小便になるのだ。
MASA「コレは論文にまとめねぇとな…」
必死に執筆をする。
〜便秘と寝小便の相関関係について〜
タイトルを書き起こすとビニール袋にズボンとパンツを入れる。
MASA「また今日もコインランドリー行かないとなぁ」
エアコン無しの部屋は寒い。
14時00分
俺は布団の上でチン皮を擦っていた。
MASA「うわぁぁあヒアッッツウゴゴゴゴゴゥゥゥゥ」
ピュルピュル…
MASA「はぁ…はぁ………
ぅぅぅ………
うぅぅう…ゴメン……ゴメンよぉ………」
俺はザメーンを両手にすくって涙を流した。
俺の息子達。
きっとこいつらも女の中を泳ぎたかったのだろう。
MASA「うぅぅ…ゴメン…ゴメン…。」
アパートの入り口に埋めて、割り箸で墓標を使ってあげた。
15時00分
MASA「やっ…やっべやっべ」
すっかり忘れていた。
今日はst.バレンティンデーだ
MASA「今年はチョコ何個もらえるのかな」
俺はルンルンとステップを踏む。
プルヌヌヌ…
プルヌヌヌヌ…
電話がリンリンと鳴り響いた。
恋の始まりの知らせだ。
MASA「ハイ!!!?」
???「あっ……
東京地方裁判所事件番号(◯)◯◯◯号の担当◯◯ですけど…
すみません今日の調停期日は〜〜〜」
MASA「ガチャっ」
まぁいいんですよ。もう。