ゴウンゴウンゴウン…
深夜の倉庫へ向かう道。
今日のメンバーはパリピだった
派遣「ワハハハハ!!!」
同い年くらいの男が笑っていた。
隣には若いフリーター。
根暗のオタク。
そしてマサノブがいた。
派遣「ワハハハハ!パチで勝つしかねぇよ!」
マサ「えええ!?俺も好きなんすよ!派遣代?パチ!パチ!メーン」
派遣「マジで金貯まんねえよ!ハハーッッッ!」
マサ「わかるぅ〜!俺なんて…俺なんて勝たねぇと支払いもヤバいしぃ」
めちゃくちゃ気の合うギャンブラーだった
派遣「オマエwカイジじゃねぇか!!!」
マサ「ギャハハハハハハハハwwww」
若者「………」
オタ「………」
派遣「キミたちはパチやらないのぉ〜???」
オタ「いえ…ボクは…」
派遣「ほーぅ?彼女とかいんのぉ?」
オタ「ハイ。一応同棲してますね。」
マサ「…え」
若者「俺次の就職先カノジョと一緒の職場なんすよねー。」
マサ「…え」
派遣「うわー!いいなー!俺向こう夜勤だからさー!」
マサ「はぁ?」
俺だけがフリーだった。
仲間ができたと思ったのに。
マサ「そっ…そうなんだぁ俺はもう…ねえ?
ほぼヒモみたいな?カノに全部やらしてっから!!!
家も向こうのだし!!!」
…
派遣「おっ…オマエ!!!カイジだと思ったらジゴロじゃねぇか!!!wwwww」
まーた見栄張っちまったよ
日雇い派遣先で見栄ちまったよ。
今からグンマー片付け。
交通費もバカにならない。
一攫千金しないともうもうもたないね。