2023年某日。
私はシェアハウスで目を覚ました。
随分長い夢を見ていた。
不思議な夢を見ていた。
東京駅で電車に勝負を挑もうとドローンを走らせていた俺は
ドローンの自由奔放さに憧れ、ドローンをぶん投げたまま京浜東北線のグランクラスに搭乗した。
女「お客様はどちらまで?」
MASA「決めてません。」
女「承知しました。」
このまま乗り続けたらどこまでいけるのか…
どこに辿り着くのか…
そんな期待に心を震わせながらドカッと腰を掛けた。
MASA「あれ?コレ大宮まででしたっけ?」
女「いいえ。」
フルフルと首を横に振る女に安堵して俺は外を眺めた。
優雅な旅だった。
周りには上品そうな子供やロバを2匹連れた金持ちそうな男。
ドレスの貴婦人らが思い思いに過ごしていて、俺は頬杖をつきながら外を眺める。
畑…最新エネルギー発電所…カラクリ屋敷…
車窓から眺める景色に胸を打たれる。
MASA「ふーん。えっちじゃん。」
発車から4日が経過した。
俺は相変わらず運ばれてくる食事と酒に舌鼓を打つ優雅な生活。
MASA「こりゃもうロッテリアには戻れないね。」
ホンホン!ホンホン!音を立てる京浜東北線。
終点に到着したようだ。
「え~終点ん~終点~」
数日ぶりに地上に降りた。
到着した際は東北のどこか。
うっそうとした緑に白い霧が立ち込める不気味な地だった。
ガサッ。
一歩を踏み出すと枯草の音が響き渡る。
周辺に道と呼べるようなもの、街灯、商店…一切が無い。
そう。人の気配が全くなかった。
俺はどこかに吸い寄せられるようにその道なき道をまっすぐ歩く。
その時だった。
ガバッ!!!
巨大な何かが俺の視界を奪った。
MASA「うわあ!なんだ!?」
???「オニイサン!寄ってかない!?」
MASA「な…なんだほしのじゃねえか!」
MASA「ったく驚かせやがって…」
………
という夢で盛大に夢精してしまいました
夢精が一番キモチいいんだよなあ~
ここでほしのあきが出てきたことと前日に推しの子見たのは因果だろうね。
流石に完全復活しました
馬券師再開です!!!