昨夜も激しい夜だった
ゴリラ社員「そこのキミさぁぁぁぁ!!!!!!??もう少しスピード上げてッ!!!他より遅れてるからねぇぇぇ!!!!!!?」
カンタンな仕分け作業
なぁーんて言う言葉に踊らされ。
マサノブさんはまたしても白目をむいていた。
MASA「ヒァ…オッ…
オゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」
朝日が昇ると仕事終了の合図だ。
俺はドロドロの身体で倒れそうになりながら駅へと向かう…
缶チューハイをプシュッと明けて
階段を降りようとした…
その時だった。
ズドンバンバロンドンボロボロボロボロ
ビシャっビショショショショショショシュワシュワ
階段の中段から…
転げ落ちてしまったのだ
全身は缶チューハイでビッシャビシャ。
そして悶絶してしまった
MASA「カッ!!!!!!………ハ…ハワワワワワワワワワワ
」
声が出なかった。
すぐに近くの人が駆け寄ってくれて人だかりができた。
家族連れ「駅員さん!駅員さんを呼んで!!!」
大騒ぎになってしまった
痛み…不安…
それよりも…
恥ずかしかった
コレから遊びに行くような家族連れたち
若い女…リーマン…
様々な人の目線の先に
頭から缶チューハイをかぶって転げ回るワガハイ
恥辱で気が狂いそうになりましたよ
駅員さんが来て救急車云々と言われたが
とにかく恥ずかしくてその場にしゃがみ込んで…
MASA「いや大丈夫ですんで大丈夫ですんで
」
としか言えないじゃん
足を引きずりながら乗り込んだ電車なんか地獄です。
朝の電車で酒まみれ。
タバコなんて吸おうものなら一瞬で火だるまになりそうなので、仕事終わりの一服もできずにただ下を向いて炎天下を帰り…
今ようやくシェアハウスでシャワーを浴びた。
右足首が痛い…
そしてケツと腰を打ちつけて…
きれーに階段の後の横線がついてます
コレだけやって…
こんな事に耐えて種銭を作っているのです
ベコベコに折れたかもしれない足を引きずって…
そうして俺は七夕賞にいくんだよ。
流石に少し寝ます。
僕は闘いすぎました。