いつかこんな日が来ると思ってました![]()
MASA「ふぃ〜〜〜よく寝た![]()
」
ひと仕事を終えた…であろう日雇い共のガヤガヤが聞こえてきた。
あとは便所から出て人混みに紛れるだけ![]()
その時だった。
バッタリ
MASA「えっ
?えっ
?」
社員「ええっ![]()
えええっ![]()
」
人が出てくるはずもない便所から…
全然働いてない風貌の派遣バッヂをつけた男が出てきたのだ。
MASA「えっ
?えっ
?」
社員「ええっ![]()
えええっ![]()
」
社員「えッ〜あ…あのここ使用場所じゃないけどぉ!!!?![]()
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」
MASA「ちょ!いや![]()
あの急に腹が…どうしても…ね?…へへ…
」
社員「キミどこの班?![]()
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」
MASA「はっ
?班ッッッ![]()
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あのぉ〜あそこ!あっち!!!戻りますからッ!!!
」
最後キレ気味にして一瞬怯ませる事で隙を作り、
その隙に走って逃げたのだ![]()
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腰痛で倒れそうだが…
拿捕されたら一貫の終わりだ![]()
俺は必死に走った![]()
MASA「ヒュッ![]()
ハッ!ハッ!ァァァァァァァァァ![]()
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」
そして入り口…
明け方終了チェックの派遣会社社員がいた!![]()
MASA「お疲れ様でしたぁぁぁああ![]()
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」
派遣会社「お!吉田さん第一号!お疲れ様でした!」
俺は勤務チェックをされるとダッシュで会場を出た。
ブルルッ![]()
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身体が震えた![]()
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もし捕まっていたら…
もしどこの現場か問い詰められていたら…
もし派遣会社に確認されたら…
考えると震えが止まらない![]()
このスリル…生きてるって感じがした。
完全にマークされたので日雇いはマジで行きません![]()
っていうか本当に腰治します。
おやすみ。