大阪に揺られるバスの中。
BGMは決まっていた。
思い出す人もいないし、
思い出す事もない。
だが…東京という街だけが名残惜しかった。
サンキュー居酒屋…
サンキューパチ屋…
あとは…えーっと…
うーん。
なんかあったかなぁ…
つくづくマサノブという男の人生はシンプルなものだ…
次の街。
大阪ではできるだろうか…
別れを惜しむような人や時間が…
そんな事を考えていると…
ドカッ
デブ「あ!フゥーッ!フゥーッ!隣ッ!失礼ッ!しますッ!フゥーッ!フゥーッ!」
クソデブが乗ってきた
いや…流石にムリがあるだろう。
週末で席の替えようもないが、
なぜ高速バスには体重の記入がないのだ
明確に俺よりデブなやつ久々に見た
それが2人並んでいるのだ
もう出発から何時間経ったか……
あと5時間くらいかかる…
暗い車内…
俺の隣からは…
クソデブ「ガァァァァアごおぉぉぉぉ
オオオオォッ???
ゴホッゴホッンンンああぁン
オゴオォォオオオ」
もんのすげぇぇぇぇイビキぃぃぃいいいいい
ウマ娘やったり寝ようとしたりしたがもォォォォォォ限界
寝れねぇ!!!!!!!
MASA「(こおあおぉんの腐れデブブン殴ってやろおおぉぉかコラァァァァァアア!!!!!!!
)」
マジギレです
しかもね?
運転手「…っとパーキング停車しますぅ。出発は〜」
MASA「はぁ……」
便所に行って温かい飲み物でも飲んで寝よう…
そう思って降りようと思ったが…
クソデブ「ガァァァァアごおぉぉぉぉ
オオオオォッ???
ゴホッゴホッンンンああぁン
オゴオォォオオオ」
邪魔すぎて降りれませんでした
なんかさっきのラーメンが若干キテるかも…
しかも小便もそろそろ危ないっぽい
コレマジでヤバい
腹ゴロゴロいってきてりゅぅぅぅ