昨日の事。
俺は最後の業務を終えた。
ビリビリピーーーン!
MASA「…ッッッ!!!くううぅ…ッッッ!」
最後の封筒をテープで止めた。
9年間の業務を終えたのだ
美しい。真っ直ぐなテープであった
そして…
事務長「んじゃいこっか」
MASA「…ハイ。」
ギィィィッ
重い扉。
古いマンションの一室の扉が閉まる。
働いて…
行き場のない夜を過ごし…
数々の名ブログと名動画を作ったホーム。
その扉が閉まった。
MASA「ジワッ…」
流石に一瞬泣きそうになった
ありがとう。
無言で頭を下げたら
事務長「えええ(笑)何感傷に浸ってんのよ(笑)」
MASA「へぇ!いや…つい
」
そうして駅前へ行くと
団体事務所Aにいるスタッフが…
スタッフ全員が待っているッ!!!
と思ったら2人いなかった
向こうの事務婆と後輩Aがいなかった
そして居酒屋へ
送別会という事で流石に高級店ッ
貴族だった
ガヤガヤガヤガヤ
学生がうるせぇ店内だったが
まぁ面白かったです
事務長「お前!吉田ッ!明日からお前休みだろ!」
後輩「あっ!俺も明日休みなんで!」
MASA「うぇwハハw今日は飲みましょ」
会計爺「お前はホントにぃ〜w」
副会長「ホントはなぁ…団塊さんにも来てもらいたかったけどなぁ…」
前副会長「あの人大変だったろぉ〜!w」
MASA「ハイ!ハイッ!忘れられないっすよぉぉ!!!
あの人の言葉で今でも胸にしてるんです
酒にはなぁ…」
3人「美味いか!ウンと美味いか!それしかねえんだ!!!」
3人「ワハハハハハハ!!!」
そんなこんなで大盛り上がりの中。時間が来た。
副会長「オロッなんか酔っちゃって…ハイ!ここで今日の主役から最後の一言をお願いします
」
ついに来た。その時が。
MASA「…ふぅ〜まずは……今日ありがとうございます
僕はこの団体で色々なことを学びました!最初に団体に来たのは面接の日…あの日に感じた温かい雰囲気は…………
そして団塊と仕事をした日々………」
俺は1年目からの思い出を語り…
多くの涙と感動を誘っ………
事務婆「な…長いよ!!!!!」
一同「ワハハハハハハ!!!!!!!」
MASA「へあッえ…ありがとうございましたぁぁぁぁ
コレ…皆さんで!!!」
ガサガサ!
カントリーマァムを手渡すと…
一同「………。ブッwww
ワハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
なんかすげー笑われた
かなりプランが崩れたがまだ一次会だ
2軒目を目指して駅前に着くと。
ガシッ!!!
副会長「吉田!頑張れよ!!!」
事務長「お疲れ様。ホントに頑張るんだよ。」
MASA「………ありがとうございます!」
って二次会はああああああぁぁぁぁ
ええええええええぇぇぇ
ええええええええええええ
ポツンと駅前に佇む俺に…
意外な人物が声をかけてきたのだ。
小西くん「吉田さん!ガールズバー行きましょうよ!!!」
MASA「…小西くんッッッ」
後輩Bだった
しかもまさかのガールズバーである
幸いまだ金はある
女「いらっしゃいませ〜」
小西「イェーイ!」
彼は俺より少し背が低い。
イケメンハイスペ男子のご来店である
そこから先はあんまり記憶がねぇ…
頭が痛い………
ただクソ酔っ払って10年ぶりのブリブリ無職かましてしまった事だけは覚えている
MASA「ブリブリッブリブリッッッ
ブリブリ無職ブリブリ無職
ブリブリブリブリブリブリ無職ゥゥゥ
」
女「なにそれェ〜」
小西「ブヒャーーーーwww吉田サン!!!吉田さんヤベェっすwwwwww」
クソウケたwwwwww
以降本当にガチで記憶が無い
記憶が無くなる…こういう感じなのか…。
でね?
マジで気づいたら多目的トイレでズボン脱いで倒れてました
しかも財布の中21,000円入ってたのにすっからかんになってるんです
前も後輩Bと飲んで同じことがありました。
俺…確実にレイープされてます
まぁでも良かった…のかな…。
後輩とガールズバー…
なんかサラリーマンみたい。
彼は言ってくれた。
小西「いや吉田さんマジで仕事とか関係なくプライベートで飲みましょうよ」
いい後輩ムーブが気に入らないとか思ってたけど…
本当にいい後輩だった
レイープしてくるけど飲み友達になれると思った
小西「マジで連絡しますから」
そう言ってくれた
でも…
でもさぁ小西くん………
君…俺の携帯…
最後まで一回も聞いてこなかったじゃん………
団体理事編
〜完〜
大阪編へと続く