俺の人生には3つのターニングポイントがあった。
最終決戦に臨む俺。
波瀾万丈な人生を歩む俺だが…
一般的な道もあった。
だが俺はもう後には引けない。
その引き金となったのが3つの事件に巻き込まれたことであった。
①秋葉原マサノブボコボコ事件
あれは俺が二十歳の時だった。
当時の俺は大学生。
友達などおらず競馬とパチスロに青春を捧げる学生だった。
お決まりのファッションである黒オシャレシャツとジーパンを着こなし
学校終わりの秋葉原にいた。
俺はフィギュアを買い込み
MASA「ヨシッ![]()
この金銭を回収するためにはパチスロだな!」
スロ北斗を打つためにパチ屋へ向かっていた。
今はUDXなるものができたけど…当時は何があったかなぁ…。
歩きながらMDを聴いている俺。
その背後だった………。
ガシッ!!!!!
MASA「んあ?」
???「オイ。ちょっと来いよ………」
振り返るとそこにいたのは…
髪の短いチビ。
ダボダボの服を着たデブ。
二人の中坊だった![]()
MASA「…へ………ハイ![]()
」
いきなり首をギリギリと掴まれて当時工事中だった高架下へと………
高架下へと連れ込まれ………
中学生にボコボコにされて財布の中身全部いかれたのだ![]()
俺の人生が狂い出した最初のポイントである。
②オイコラデブテメェ頭大丈夫か事件
アレは俺が大手外資に入社して4日目くらいだった。
一本の電話に出たことが不幸の始まりであった。
外人「ベチャクチャベチャクチャベチャクチャ!!!」
MASA「あー!アーハン!?ハン!ハン!」
外人「ンベロベロベロボロベチャクチャ!!!!!!」
MASA「あー-…うん。ディスイズぅ〜〜〜えーー……」
ガチャッ!!!!!
何言ってるか微塵もわかんなかったから電話をガチャ切り。
ブチキレる上司
上司「オイコラデブテメェ!!!頭大丈夫か?」
MASA「ヒェッ
」
全身が硬直した。
フロア中に響く怒鳴り声…
期待の目で見ていた女の先輩。
コレから出来るマサをアピールする予定だった同期女。
全員が硬直する俺を見ていた…。
その翌日であった…。
ピピピピピ…
ピピピピピ………
悪魔の目覚ましが俺を起こす。
また朝が来てしまった………。
MASA「………うん
」
そして俺は目覚ましをオフにし。携帯の電源を切って寝た。
あの睡眠は忘れられない。
気ん持ちよかったなぁ〜![]()
大手外資の勝ち組ロードを一睡で放り投げた瞬間であった![]()
③吉田家闘争事件
祖母の贈与をめぐって俺とオヤジは大バトルを展開していた。
俺は家の玄関を破壊し
オヤジは俺の顔面を殴打
血で血を洗う大紛争の末……
俺は手切れ金100万で吉田家と縁を切った。
その他にも
・修学旅行バス下痢漏らし事件
・高校生メガストア事件
・フットサル顔面骨折事件
・万馬券緑のババアにパクられ事件
・パイ乙パブボッタクリ事件
様々な被害に遭っている俺だが…。
明確に俺の精神を破壊したのはこの3つだろう。
逆襲
男はその言葉を胸に刻む。
辛い過去をポケットに忍ばせ…男は最後の勝負へと歩みを進める。
俺は既に気が狂い始めていて…。
今朝も「ああ!クソッ!パンツがねぇ!!!どこいったんだよ!!!
」と言っていたら履いていた。
明日祝日である事も知らなかった![]()
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今夜日雇い入れました![]()
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そして日曜の最期の勝負へと道は続いていく…。
