土日通して寝坊で競馬に参戦する事すら無かった
一体俺のあの吐きそうな…
倒れそうな…
地獄の日雇いは何のためにあったのか
今日のノースブリッジのために朝9時半から翌日から18時までのクソクソロング労働をしたというのにさぁぁぁああ
缶チューハイ片手に。
泣きながらフラフラと繁華街へ。
何だか寝ても寝ても眠い…
どこか壊れ始めているのかもしれない…
いつものように居酒屋で飲んで帰る気にもならず…。
俺が向かったのはバッティングセンターだった
流石にストレス発散。
浦和のマグワイアと呼ばれた吉田選手。
数年ぶりのバッティングセンターでストレス発散である
1ゲームだけやろうと券を購入。
恐る恐る打席に入る
うーむ何年ぶりだろう…
久々に持つバットは妙に重い。
MASA「こんな形してたっけ?」
一回振ってみる。
MASA「ラァァァァ!!!」
現代社会へ。
そして浮かれた奴らへと向けられた…
渾身のスイングであった
後ろをチラッと見ると坊主頭の部活小僧が並んで見ていた…
人に見られると緊張するなぁ〜
そう思いながらいざ…
全米大注目の一球目である!
MASA「オッラアアアアアァァァ!」
スカッ
二球目
MASA「オッラアアアアアァァァ!」
スカッ
三球目
MASA「テメェコラァァァ!」
スカッ
四球目
MASA「こんのやろうボケコラァァァァ!」
スカッ
???「ボールを見て振れ!」
中学時代。体育のソフトボールでモトキ先生にされたアドバイスを思い出す。
MASA「そうだ…ボールを見て…。
こんなもん見て振れば当たらないハズがないんだし…」
MASA「ボールを見て…ボールを見て……
今だァァァァァアアアアァァァアアッッッ」
ボキッ
MASA「ギィイィィアアアアアアアアァァッッッ」
なんと90キロの豪速球が…
バットを振った俺の左手を直撃したのだ
MASA「ああ…アアァァァァァンンンン」
その場で座り込んでしまった
まだ球だけが投げられてくる…
そして最後の一球…
MASA「いい加減にしろコラァァァァァアアッッッ」
スカッ
左手人差し指真っ赤です
何で俺が競馬と酒しかしねぇってよお。
他のことやるとこうなるからなんだよ
地球つまんなさすぎワロタ