仕事を終えハイエースで浜松町に戻ったのはもう6時過ぎだった。
今から仕事に向かう感じの意識高い系サラリーマンと逆行する…
仕事終わりの意識他界系日雇いウォリアーまさのぶ。
シェアハウスに到着するともう七時。
足がふらつく…
寒さと疲労で鼻水が止まらず…
めまいがしてげっそりしている。
なんとかシャワーを浴びてふらつきながら部屋に戻るとカップラーメンの時間だ。
温かかった![]()
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凍った手足が…
凍った心が…
溶かされていくようだった![]()
たまらない塩気…
優しい甘さ…
そしてぬくもり…
全てがこの小さなカップの中に詰まっていた…
ようやく実感する。
俺は地獄から帰って来たのだ…![]()
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満腹とまでは到底いかないが…
俺は空腹を満たすとボフッ
布団にダイブした
MASA「ふぁああふゥゥゥゥんんんん![]()
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」
意識がぶっ飛びそうになった![]()
毎日なんとなく寝ている布団
無心でゴロゴロしているだけの布団
どれだけ気持ちのいいものか実感しているか![]()
どれだけありがたいものか実感しているか![]()
すう………
深い深い…眠りに落ちていく…
全身の疲労と屈辱を布団が包み込み…
布団「MASA。よくやったわね。休んでいいのよ。」
そう語りかけてくれる。
ああ…気持ちいい…![]()
もう…このまま二度と目覚めなくてもいい…
すう………
MASA「って!!?
あああああああああああああああ!!!!!?![]()
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」
寝てる場合じゃねえ![]()
本業の時間なのだ![]()
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路面電車に乗ると座ろうとしている老人にカットインし席を強奪![]()
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大勝利の瞬間であった![]()
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15分の僅かな眠りだけで団体事務所に到着。
本日は団体事務所大掃除の日である![]()
事務長「よーし。やるかあ~!
」
MASA「ぁぁあ……ゔゔゔぅぅ![]()
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」
事務長「吉田くんトイレよろしくぅ〜」
MASA「ぅぁぁああゔぅぅ…![]()
」
トイレ「ジォォォオオオオ!!!」
MASA「ンゴクゴクゴク!!!プッハー!!!![]()
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」
ようやく自分の机掃除である。
なんか疲れとか面倒とか何も感じないレベルまでバグってるので、
数年ぶりに机の中をひっくり返して掃除した![]()
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デスクの奥からは
・昔の写真…
・昔の資料…
・絶対ここにあっちゃいけない何年も前の重要書類
・絶対ここでグチャグチャになってちゃいけない領収書
デンジャラスなものが沢山出てきた…![]()
使えなくなったライター…
見覚えのない爪切り…
昔のiPadの横広充電器…
そして…
なぜかコンドームが出てきた![]()
何コレ。
