朝9時。
本日事務長と吉田の職員は日比谷にいた。
綺麗な建物。
帝国ホテル。
その中を歩く異物。
1人は50歳くらいのしおれたオッサン。
もう1人はノーコート
ボロい会議室の中へと向かう。別団体の大学集会である。
「今日だけは遅刻するまい」
そう決心して起きたら昼。
それが月曜のマサノブなのだが、今日ばかりは流石に間に合った。
それどころか15分前…事務長より早く着いたのだ。
事務長は「どうせ吉田君遅刻してくるんだろうなあ…ハァ…」なんて思っていただろう
だがな?
MASA「…フッ。おはようございます。事務長。」
事務長「!!!!?な!?…まさか…」
完全にマウントを取り切ったのだ
俺が先に待っていたのだから!
しかも今日はネクタイもしているし名刺も持ち歩いているのだ
どうだね?完璧ノー落ち度。
エリートサラリーマンである
そして外部学習会が始まった。
MASA「ンゴオオオォォ!ガッ!ンゴオオオォ!!!!
」
事務長「ちょ!吉田くん!ちょっ!!!」
相当なレベルのいびきだったらしく
事務長はかなり慌てていた
まぁ朝早くに起きたのだから致し方ないだろう。
そして昼過ぎに会議が終わり…
事務長「じゃ!俺は事務所Aに行くけど?吉田くんはBでしょ?午後?」
MASA「ハイ。そうですね。」
そう言って道を別にした。
MASA「うーーーん」
そして俺は今パチ屋にいる!
よおぉおおおおおおし!!!勝ってコート買うぞコラァァァァ