午後休みを取った俺は久しぶりに深い眠りについた
やはりエアコンとは素晴らしい。
文明の利器である。
久々に涼しい空間で布団をかぶって眠りについたのだ
そして目が覚めるとPM10時。
午後休でエアコン清掃を待ち…
そして部屋の掃除を終えて疲れて眠る…
なんと家庭的な休日であることか。
アットホームな気分になった俺はいきり勃つイチモツを両手で握り
「おおおお!!!!ビッグバンアターーーーーック!!!!!!」
の掛け声と共に自らの分身を解き放つ。
そして今…俺はコインランドリーにいる。
この待ち時間。
布団カバーと掛け布団。
そして最近カースオブドラゴンの臭いがしてきたスニーカーを洗うこの時間。
この1時間というのは実に色々な経験を俺に与えてくれる。
部屋で1時間。
そんなものはアッという間なのだが…
この何もすることが無い空間というのは自分と向き合う貴重な時間なのだ。
ウマ娘をして勝てなさ過ぎるチャンピオンミーティングにブチギレたり…
セブンでコーヒーを買ったり…
表でタバコを吸ったり…
バーデンバーデンカップを予想したり…
深夜のコインランドリーは喧騒を離れる貴重な時。
深夜2時とはいえ時たま他の客は来る。
チャラ男とメンヘラ女。
イガグリ学生。
この世の終わりみたいなアベック。
コインランドリーに来る…それはそれぞれのストーリーに溢れている。
売れないホストとその彼女…
上京したての夢追う苦学生…
貧しいながら寄り添い合う中年アベック…
自慰行為の果てに布団ベットベトにした院卒…
それを想像するのもまた楽しいものだ。
途中で深夜のすき家へ。
時間が余るので少し夜の散歩をして
真夜中の高菜明太マヨ牛丼特盛を頬張る。
まーた深夜に食うとうめぇんだコレが
そしてランドリーに戻ると乾燥は終わっていたが…
なんだかまだ湿っていた。
俺は再度乾燥機にコインを入れる。
そして座ってただ待っている…
と…
女が…
女がきたのだ!!!!!!
めちゃくちゃスッピンで部屋着!
ヘアバンドを頭につけたメガネ女!!!
MASA「お…おおおおお!!!!???」
彼女と同棲をしたらこんな感じなのだろうか
そしてなんと!俺が腰掛ける丸椅子の近くに!!!
女も座ったのだ!!!!!!
小さなコインランドリー!
深夜の誰もいないコインランドリー!!!
ゴウンゴウンと回る乾燥機の音だけが響く空間で…
無言の男女が2人きり
お…俺は知っている……!!!
この後の展開を俺は知っている!!!!!
コレは完全にフェ◯チオの流れなのだ!!!
突然の濃厚フ◯ラに成す術なく食い物にされてしまうのだ!!!
チラチラと目が合う。
まさか…マジで女も俺を…
いや…見てる!!!!???
確実に見ているのだ!!!
いやいやちょっと待て…俺…
俺何かしたか!!????
いや…確かに髪の毛ボサボサであやしいかもしれないけど…
女の目線はよりエスカレートし、
俺の顔を覗き込むように眉間にシワを寄せてくる!!!
MASA「………え」
と。
その時。
女がついに口を開いた………
女「…?あの…勘違いだったらゴメンなさい…吉田…くん?」
MASA「……ん?…えと…ど…どこか…で………アッ!!!!!!!?」
なーんて事を考えてたらチン棒がムクムクしてきた深夜のコインランドリー。
スッピン女のラインのピロリン音と乾燥機の音だけが響く。
ヒマである