俺の名前は四万十川ジェームズ!
大手外資から怪しい団体にジョブチェンジした中年さ!
会長に連れられて来た東北で出会った女とまさかの展開!?
いったい俺どうなっちゃうの~!???
っていう始まり方のアニメめっきり見なくなったなあ~![]()
さて。
ついに東北旅も大きなターニングポイント。
二日目の深夜。
恋のお話だ![]()
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少し切ない大人のノンフィクション。
是非酔いしれてください![]()
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今夜のBGMはコレしか合わない![]()
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二人の夜は…ふけていく……
オレンジ色のダウンライトが落ち着くバー![]()
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そこはもう二人だけの世界だった。
MASA「ホント僕この街大好きになりそうですよ![]()
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」
東北娘「あはは~wそう言ってもらえると嬉しいです
」
MASA「おいしい海鮮丼とかどこかありますかね?」
東北娘「有名なのはすぐそこの市場ですよ~!朝からやってますよ!」
東北娘「それより牛乳味噌バターラーメンですよ!ぜひ!」
MASA「ううっw本当においしいんですか~???w」
俺たちは本当に初対面なのだろうか?
そんなことすら疑ってしまう。
正直…人とコミュニケーション取るのは得意ではない俺が…
こんなにも楽しく…
笑顔で………
見つめ合って彼女と会話をしていた……。
まるで10年ぶりに会った幼馴染のような…
そんな落ち着く感覚が俺を包んでいた。
お互いに詮索はしない。
お互い余計なことは言わない。
ただ目を見つめって会話をする![]()

それでいいのだ。大人の恋は。
改めて彼女は…
すごく可愛い![]()
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年齢は多分30代だろうが…
丸みのある輪郭もあって幼くも見える。
そしてよく笑い…愛嬌があって…
少し派手なメイクに装飾品…
ギャル系?と言えなくもないが…
それなのに…その素朴で可愛らしいルックスが隠しきれていない。
必至に大人びた女性を演じる少女のような…
そんなあどけなさと一生懸命さに…
俺は引きずり込まれていった…
見つめ合う二人…そして………
ニコニコと仕事をする店員娘…
それすら目に入らないかのように…
誰も寄せ付けないかのように…
3.5メートルの距離で俺たちは会話を続けた。
彼女曰くここから30分ローカル線に乗ったところ…
そこに寂しいが温泉があり、
海が見えて海鮮丼の旨い店があるとのことだった。
(あのさ…明日よかったら一緒に……)
なんて言えるわけもなく………
東北娘「そんくらいしかないんです~!wビックリしたでしょなんもないトコでぇw」
MASA「いやいや!俺ホント楽しんでますよ!美味しいもの多いし…
それに!!!それに…ッ」
(こんな素敵な女性にも出会うことができたのだから!)
なんて言えるわけもなく………
MASA「海見えるし!!!」
はあ………
自分がヘタレで嫌になるよ…本当に…
でもいいんだ。
俺に焦りはなかった。
がっついて…余裕のない男だと彼女に思われたくないから…
この時間が続けば…
それでいいのだ。
スーツ姿の俺は右肘をバーカウンターについて、
その手で右のこめかみを押さえ…
左側の彼女を見つめた。
だが…
彼女はそう思ってはいなかった。
この直後…とんでもない大人の展開に…
旅先での一夜限りの恋。
燃え上がるような大人の恋。
本当に………存在したのだ。
彼女からの一言…(ノンフィクション)
俺にはわからなかった。
この後…どうすればいいのか…
楽しい会話…見つめ合う男女…![]()
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だが………
一体そのあと!どうすりゃいいのか!?
俺にはわかんえええええええんだよおおおおおお!!!!!
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きっとこのままヒヨった俺は何もできない…。
そして…後で後悔するのだ…
こんな自分がイヤなのに……
壁を乗り越えていけない。
それが……
ックゥ!!!
それがこのMASAという人間なんだよッ!!!![]()
「話しているだけで幸せ」!?
そうやってビビる言い訳をしているだけの男なんだよ!!!
だが…
そんな俺を救ってくれたのが…
手を差し伸べてくれたのは…
こんな情けない男を誘い出してくれたのは…
彼女の方だった…
東北娘「あ。そういえば…」
MASA「…ハイ?」
東北娘「どちらにお泊りなんですか???」
…………………
……………………
………………………!!!!???????![]()
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ヴウウウウエエエエェェェ!!!!!???????
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えええええええええええええええええええええええええ!!!!????
こここここここ!!?コレって!!!?????
ええええええええええええええええ!!????
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待ってたよ!?待ち望んでたよ!?でもさあ!!!
いくら何でも急すぎるのであるッッッ!!!![]()
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『今日はクールで陰のある大人の男』
そのキャラ設定は完全に崩壊させられた!!!
優しく東北の女性をリードするシティBoyは影を潜めた!
マジで顔真っ赤…![]()
頭真っ白…![]()
組んでいた足は急に内またになり…
陰部は今にも破裂しそうに腫れあがった!!!
俺はその緊張を相手に伝えないように…
必至の形相で冷静を装った!!!
MASA「あの!!!っと!!!…!え…なんだっけ!??」
頭が真っ白でホテル名が出てこねえ出やがる!![]()
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東北娘「ん~?どの辺ですかあ?」
MASA「えっとここの通りのさ!名前が出てっこない!
」
東北娘「ああ~○○ですか~!」
MASA「しょしょ!そうですッ!!!〇〇の610号室!!!」
ちょっと待てええぇ!!!
オイオイオイオイ!!!!!
俺のプランでは清純田舎娘を俺に色に…
ってこの子!!!?
清純じゃない!!!??
確かにメイクも濃いし!![]()
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髪色も派手で一人でバーにいるし!![]()
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タバコも吸うし!![]()
そっちだったのかああああ!???![]()
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けど………
正直に言おう…どうでも良かった。
そんな事は。
彼女がどうであれ…
何をしている人であれ…
どうでもいいのだ。
俺は目の前の…今の彼女に恋をしていたのだから。
そして…それが旅の恋なのだから………
そして………ついに…
さすがの俺にも理解ができた。
あとは俺が彼女を誘うだけ。
これ以上女に言わせるわけにも…
これ以上ヘタレるわけにもいかないのだ。
楽しい夜は終わり。
ここからは情熱だけに身を任せる。
最果ての地で生まれた彼女と、
東の地で生まれた俺の人生が重なる瞬間。
たった一言
『この後…飲みなおさないか?』
その一言だけでいい。
ふう~。と息を整え。
コンマ1秒目を閉じて…。
まっすぐ前を見て…。
声のトーンを合わせる…。
うん。大丈夫。
言える。
妙に落ち着いていた。
さあ!!!………言うぞ!!!
MASA「あの……………
東北娘「あそこ朝食オイシイですよ!
あ!じゃあそろそろ帰りまーす!!!」
………は???
東北娘「○○ちゃんお会計よろしくー!」
店員娘「ハーイありがとうね~!」
………え?????
東北娘「あ!どうも~‼青森楽しんでくださいね~!」
MASA「……あ……は?え?あ…はい。」
はあ???????????
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嵐のように去って行ったのだ……![]()
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理解が追い付かなかった俺。。。。。
すると彼女が去った本当に直後。
オッサン3人が入ってきた
オッサン「おお!○○ちゃん!こんばんわーww!」
店員娘「おーー〇〇さん!」
オッサン「ハイ!ハイボールで3つね!」
店員娘「ハイハーイ!」
………ナニコレ…
店員娘「あ!そうそう!こちらのお客さん東京から来られてェ!
明日観光どこがいいかってェ!」
オッサン「あれま!わざわざ青森までェ!!!」
……いや違………
オッサン「したらあそこだよ!!!アスパム!」
……ソレはもういいんだよおおおおおおお!!!!!!
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大人の夜が一変…
オッサンに観光物産館の話を聞かされた………![]()
まだ終わりじゃ…なかった。
ああ。
またこれだ。
バカな俺のぬか喜びか………
せめてブログのネタにでもしよう………
うつむきながら最後の一口を飲み干し
MASA「あ。そろそろお会計を。」
料金は3,000円。
かなり安かった。
俺は店員娘に一礼し、
オッサン3人組に
「楽しんでねェ青森を!」
と言われながら外に出た。
さすがに寒い深夜の青森…。
MASA「帰ろう…」
まあ話もできたしいいか……
トボトボと歩き出した…
その時だった。
俺は重大な事を思い出した………。
MASA「………ん?ちょっと待てよ?」
俺の夜!
まだ終わってねえ!!!![]()
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俺は深夜の誰もいない青森を走りだしたのだ!!!
俺はこの夜を生涯忘れないだろう
思い出したのだ!彼女が最後に伝えた言葉…
彼女が出したサイン………!!!
帰る直前!俺に出したシグナルを!!!
東北娘「どちらにお泊りなんですか???」
それを確かめて帰って行った彼女…
そして……それが何を意味するのか…
俺はバカだ…
なんて大馬鹿野郎だ!!!
鈍くてモテないバカ野郎だ!!!
こんな寒空の中で!
彼女を待たせているクソバカ野郎だ!!!!!
MASA「オッサンとアスパムの話ししてる場合か!この馬鹿!」
叫んだ俺は上着を手に持ち全速力で走りだした!!!
僅かな距離だが全力で!
遮る信号も気にせずに!!!
ただ彼女の元へと走り出した!!!
そして…ホテルの前………
彼女の姿は………
実話。
見当たらない………。
俺はロビーへと行き…
そして裏口…
喫煙所……
彼女の姿はなかった。
トイレの可能性も考慮して10分ほどロビーとホテル前を待つが…
彼女はいなかった………。
MASA「ハア………」
とんだ勘違い野郎だ。
何をしているんだろう…。
自分で自分が情けない。
もう………諦めた。
俺は6階へエレベーターで上がる。
部屋番号伝えてあったけど…
まさかね………
もう期待するのはやめていた。
だって俺だもん。
気づいてハズだろ自分で?
吉田歴30数年の大ベテランなんだから。
吉田の事はわかってるだろ?
一人で勘違いして…一人でショック受けて……
ため息が止まらない。
まぶたが重い。
東京に帰りたい。
俺はカードキーを部屋のドアに合わせる…
「ウィム」
独特な音を立てるホテルのオートロック。
ガチャ…![]()
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深夜のドアを開ける俺の前に……
奇跡が舞い降りた。。。
「奇跡」それは偶然でも何でもない。
世の奇跡と言われるものは…
人の思いを込めた行動が…
人の思い切った行動が起こすものだ。
俺はそれを確信した。
扉の向こう…
もう思い出すだけで震えが止まらない衝撃(実話)でした。
会長「あー。コレ。コレ。
コレ下着汚れちゃったんだけどォ。
ランドリーしてきてくれるかぁ?」
会長が漏らしていた![]()


