さてさて。

 

これまでABC理論とその買い方について記載してきました。

 

そこで今回は

 

具体的にどの競馬場で勝負をしているのか?

 

それを明らかにしていきましょう。

 

A型…稼ぐレース

B型…ヒモ荒れを狙うレース

C型…大荒れを狙うレース

 

コースってのは大事です。

 

荒れるコースでA型狙ったり…

ガチガチに決まるコースでC型狙ったり…

 

それじゃあいい結果は望めません。

 

早速東京競馬場について解説していきましょう!

 

 

A型オススメコース

 

・東京芝1600~2400m

 

コレ。

 

東京の芝はクソコースなので、

どんなに危険な人気馬や魅力的な穴馬がいても、ただ人気通りに来ます。

 

東京競馬自体が異常な時計の出る特殊環境で、

その特殊な環境に適正を持つ馬が、

事前にルメール準備して待っている。

 

 

だから休み明けだろうがなんだろうが、とにかく走るんです。

 

 

 

例えば1月31日の東京芝レース。

「芝全5レース。そのすべてでノーザンファーム生産のディープ産駒が勝利。

サンデーレーシングの所有馬は、出走3頭すべてが1着。」

 

 

ここまで極端な結果が出るんですよ。

 

 

主催者側はどうしてもディープインパクトという馬をスターとして祭り上げたい思惑があるんです。

 

・ダービーの日に出走馬の1頭でしかなかったディープの像を展示

・引退した翌年から検出薬物が禁止になる

・ドーピング失格しておきながら「最強・至高・究極のHERO!」と宗教じみたCMでの持ち上げられる

 

 

そういうポストなんですよね。

 

種牡馬としてもまさにソレ。

 

ディープインパクト産駒の特徴はご存じの通り。

極端なまでの軽さ・スピード競馬への適正です。

 

産駒がデビューした2010年頃から東京競馬は異常なほどの高速化を見せ、

昨年のダービーでは掲示板すべてが2.22秒台という結果。

そうして微妙な馬でダービー馬の称号を大量獲得しているというのが実態です。

 

 

要は

『ディープインパクト産駒のために用意された専用競馬場で、

そのディープインパクト産駒が開催に合わせて出走し、

それに合わせた生産・調教をしてきた牧場・厩舎が、

そのパートナーであるルメール騎手を乗せて大暴れする』

という構図。

 

だから休み明けだろうが、実力が足りなかろうが、

ここでは人気になって好走するんです。

 

普通『休み明けで実力も疑問』という馬が人気していたら、

穴狙いたくなるでしょ???

 

でも東京はそれで来るんですよ。

 

 

東京芝レースでの穴狙いなんて絶対しちゃダメですよ。

 

 

で。

馬券的にも東京競馬がクッソつまらん理由として、

ここに合わせて中山やローカルをスルーした馬が大量に出てくる

というものがあります。

 

 

前回の記事で記載した

 

 

 

これの②に該当するレースが異常に多いんですよね。

 

 

なので、混戦だとしても平均配当が安い。

 

 

狙い目があるとすれば、

 

中山などを使ってここに来た馬が多い、

そんな中で東京開催に焦点合わせてきたディープインパクト(ルメール)が1頭。

 

そんな場合に小銭稼ぎのA型馬券。

それ以外では一切買えません。

 

 

B型で唯一狙える東京芝1400

そんな感じの東京競馬場ですが、

唯一面白いのが1400m戦なんですよね。

 

直線の長い高速馬場という事で上りの速い馬が強く、

当然そういう馬は人気するわけなんですよね。

 

しかしこのレースがBとしてヒモ荒れに期待しやすい理由が一つ。

 

この距離なのにペースダウンしやすい

 

という所にあります。

 

他コースでは前傾ラップになる短距離戦でも、

坂と長い直線と考慮してペースダウンする。

 

その結果他の1400m戦で差し届かない馬が届いたり、

距離が長いと思われた馬が足を溜められてこなせたり…

 

そういう別コースとの逆転現象が起こるのです!

 

 

東京芝で中穴狙えるとしたら、唯一ここですよ。

 

 

 

B型C型で面白い東京ダート

・東京ダート1300~1400m

芝と対照的におもしろいのがダートレースです。

芝1400で言った通り、急坂・長い直線のため、

別のコースとラップが全然違うんですよ。

 

なので、

・これまで差して届かなかった馬。

・1400でバテていた馬

これらの逆転が狙えます。

また3コーナーからの下り坂の影響で、内枠の馬が包まれやすい…

というコース上の紛れポイントもあり、人気馬がこけやすいんですよね!

 

1300mという半端な距離になればさらに荒れ傾向は顕著で、

先週の土曜2Rでは 三連単138万8950円という大波乱も生まれています。

 

 

またダート1600mも長い芝スタートで外枠が圧倒的に有利であったり、

2100mという他にはないコース形態であったりする事から、

東京ダートは芝と対照的にうまい馬券の宝庫と言えるでしょう。

 

 

やはり『他にないコース』が穴馬券を生む下地ですが、

例えば新潟芝1000や小倉ダート2400と違ってレース数が多く、

傾向が見えているというのも買いやすい要因の一つです。

 

 

 

より説得力を持たせるために、

先週土日の三連単配当についての比較をお見せしましょう

 

・三連単1万円以下

東京芝:9/11レース

東京砂:0/12レース

 

・最高配当

東京芝:10万3260円(芝1400)

東京砂:138万8950円(ダ1300)

 

・平均配当

東京芝:2万807円

東京砂:4万2480円(異常値として100万馬券を除いた場合)

 

 

以上。

東京競馬場の鉄則

 

1・芝レースは基本見るかA型

2・芝1400だけはBで狙えることも

3・ダートレースはC型も特に1300mはヨダレが滴る。

 

 

阪神芝についてもほぼ同様なのですが、馬場状態は注目ですね。

昨年秋みたいな極端なバイアスがかかったり、

昨年春みたいに異常なスピードが出たりする

そんなメンヘラ馬場なので。

 

通常の馬場状態でしたら府中同様に広いコースで

 

で、驚かれると思うが小倉ダート1700。

 

これは私も高回収しているコースです。

 

・短距離は紛れやすい

・コーナーを回るコースは紛れやすい

・馬場に左右される芝は紛れやすい

 

それらを全部クリアしたワンターンの競馬場で、

開催時期に関わらず内枠先行型が強い。

 

しかも下級条件が多いので前が有利…

 

そんな条件が揃っているので、実は好走パターンに合致する馬は 安心して買えるんですよね。

 

小倉ダート1700はコツさえ理解すれば確実に資金提供してくれます。