俺は今埼玉のドトールコッヒィーにいる。

「ブレンドの穴ル!ブランドの穴にル!ブラック~ん!!!」
叫んでいる、


アレ?高知?埼玉?

あれれれれれレーーーー??????

アヘ顔ダブルピースで席についた。

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大人っぽくリサが見える。


「あの…?どこかでお会いしましたっけ…???」
リサが不思議そうな顔だ。

なんだ急に大人びたメイクしやがってクソガキ。
俺は言う
「オイリサさんよ?さすがにそこまで強く頭打ってねぇぞ?(笑)」

リサは首をかしげる。
いつまで続くんだこのネタ。


「どこでお会いしたか…ごめんなさい、わかりませんが…とりあえず治療します。中へどうぞ。」

リサが塀の中のみたいな建物へと連れて行った。


「オイ、リサ。中へは入れないんじゃなかったのかよ(笑)」

俺は言う。

そして「本当に不思議な人。何故私の名を?」
大人メイクのリサが言う。


へ???

何言ってんのこいつ。

俺は部屋へ連れ込まれる。

いつもしていた事だ。
いつも同じ布団で寝ていた。
いつもは俺の部屋。逆に俺はリサの部屋、ベットに横たわる。


………


「………な???????なななな!!!!!!!????」
リサ?どうした?


「何してんのよアンタはーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!?????」

【バゴン!!!!!!!!!!!】

痛ってぇ…

「いつものお前に戻ったなw」
「はぁ!?何言ってんの!!!てか誰よアンタ!!!!!!」
リサが言う。

いつまでこのネタ続くんだか(笑)俺は笑いながらリサに話しかける。
「で?この後の作戦は?」

「何言ってんのよアンタ?同級生かなんかだっけ…?」

へ?
ホントに頭打っておかしくなったのかコイツ。
それとも俺が頭打ったのか???

なんだか急に不安。

へええええぇぇぇ???????

怖くなった俺は走って外へ駆け出した。
まさか…リサの姉…とか……???



「リサ!!!?リサ!!!!!!」
少女を呼ぶように屋敷の外を走る走る。

【バゴォーン!!!】

すれ違いざまのラリアットだ。

失いかけた意識をなんとか戻して見上げると、白い少女がいた…。


「リサ…お前の姉だったのか…?超絶美人って…」
「…で?逃げて来たみたいだけど、まさかいきなりやらかしたんじゃないでしょうね…?」

「お前だと思ってベッドに座ったらマジギレされました…。」
「はぁ……。アンタは…。
って!ていうかなんでアタシのベッドなら気軽に入っていいこになんのよ!」

顔を赤くした少女の方の拳が飛んでくる。
姉より強烈だな。


「ていうかまさかお前の姉がターゲットかよ…。ならお前がやった方が早いんじゃないか?」
「アレは姉じゃないわ。」
「そうなのか?親戚みたいな?」

なんの気ない会話だがリサの顔が曇る。
マズイこと、デリケートな事を聞いてしまったか?

でも女性も名前リサって…あら?


そしてリサが言う。


「アレは…私よ。」

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もはや大遅刻。
気が触れた俺はインフルエンザかもしれない旨をメール送信して引き続きコーヒーを吸ったり吐いたりしている。