2016年10月某日

 

 

県内某所

 

 

 

うつむく二人の男女の姿。

 

 

 

男の名はYOSHIDA

 

クリスマスに向け慌しい雰囲気。

秋に染まった町並みに似つかぬ暗い雰囲気。

 

 

 

 

そう。

別れ話である。

 

私吉田まさのぶ。

カノと…別れました…。

 

 

書くのも辛い。思い出すのも辛い。震える手で書きます。

同情してくれとは言わない。

でも笑わないで見てほしい。

 

 

 

これは30歳男女の切ない終わりのSTORY。

 

 

 

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大した恋じゃないはずだった。

 

 

 

何気ない出会い。

 

始めてのデート。

 

童貞卒業。

 

 

あの日から心と体を重ねてきた。

 

 

 

彼女を愛していた。

 

会計になると財布捜すふりして払わせるあのしぐさ…

 

後ろに何人並んでいようと、食事の際は必ず写メに10分かける寛大さ…

 

ぺディグリーチャム食った犬みたいな口臭…

 

ワキの下からチラリと見えるセクシーなひじき群…

 

寒く、腸に来る夜は二人でトイレの取り合いもした。

 

 

 

そんな二人にも秋の…いや飽きの風が吹く。

 

 

 

きっかけは横浜デイトだった。

 

 

 

その日は得意な富士ステークス。

 

 

 

寝坊した俺は得意のレースをスルーしてまではるばるカノと横浜に来ていたのだ。

 

 

 

 

俺の本命はヤングマンパワー。正直言って絶対の自信があった。

 

 

 

その超自信渾身◎を蹴ってきたのだ。

 

 

 

 

そして中華街。

 

 

 

カノのすすめた店へ。。。

 

 

 

 

 

俺の頼んだものは出てこない。

 

(イライライライラ)

 

俺「次はどこに行くんだ?」

 

K「?決めてないけど」

 

(イライラ!イライラ!)

 

K「逆になんか行きたいとこないの?」

 

俺「は!?お前が来たい言うたやろが!ピッメン!」

 

(イライライラ!!!イライライラ!!!)

 

 

K「なにそれ!MK5!」

 

俺「俺は今日本命ガチ院卒馬券だったんだぞコラァ!」

 

K「おうええわ!とことんデュエルしてやらあコラァ!!!」

 

(ライラライライライ!!!)

 

 

K「もういいよ。今日帰ろう。」

 

 

俺「え。ホテルは…?じゃない…。俺何しにここまで来たんだよ。」

 

 

K「もういいよ」

 

 

 

 

そして帰り道。

 

 

『一着 ヤングマンパワー』

 

 

それからしばらく連絡を取り合うことは無かった。

 

 

 

 

そしてひと月が経った頃。

 

 

一通のLINEが入る。

 

 

 

「話があるから今日会えない?」

 

 

 

 

色々な話をした。

 

 

 

楽しかったこと。

嫌だったこと。

 

 

 

話しているうちに気づく。

 

 

「ああ。俺が馬鹿だったな。こんなに俺のこと理解してくれてるのに…。」

 

 


やり直そう…

 

 

本気だった。。。

 

その時

 

 

 

K「今違う人と付き合ってるんだけど、ちゃんと話しておきたくて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

………

 

 

 

 

 

……………

 

 

 

 

 

んんんんんんんんんんんええええええええええええええええええええええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

おかしいだろコラァ!!!これおかしいだろコラァ!!!うわっ浮気じゃあねええかああコラァ!!!

こーこまで俺様をコケにしてくれたのは貴様が初めてじゃコラアアアアアア!!!!!!!!!!

許さん!

ヤングマンパワーの三連単1000円分返せやああああコラアア!!!

 

 

叫んだ。叫びました。

 

 

ガストで。

 

 

 

 

そして俺は一人になった