全身が一気に鳥肌
よく顔が青ざめるなんていうけど、本当にそんな感じがした。
自分の体を巡る血が冷たくなるのを体感する。
Y「い…いやいや!違いますよコレ!私一万円で案内されてますから席間違ってますよ!」
キョトン。そんな顔。いや「は?」みたいな顔をしてやがったか。
B「いやお客さん基本料でしょ?ドリンク飲んだし飲ませたよね女の子に」
突然のタメ口開始…
Y「でも高すぎますよ明らかに…」
B「正当な金額ですが」
ものすごく高圧的で後ろにいる他のボーイまでこちらを睨んでくる。
ヤバイ…
やられた…
ぼったくりだ
全力で座り込んで徹底抗戦してやろうと思ったが…
この手の商売してる人たちだもの。
決してビビったわけではないがここで揉めるのは得策じゃない。
Y「…カードで…」
B「カードだと手数料かかって値段こうなりますが宜しいですか?」
12万~~~
もう思考停止した。わけが分からなかった。
その場で走って逃げることさえ考えた。
Y「あの。じゃあお金おろしてきていいですか…」
B「ハイ。携帯電話と名刺と財布類とか貴重品お預かりします。依然そのままいなくなっちゃう人いたので」
こええよ。もう完全に命かかってるじゃねえか。
完全に思考停止していた。一刻も早くこのカウンターから遠ざかりたいとしか思わなかった。
「…………カードで………」
これが私の絶望の全貌であるが、その全貌も始まりでしかなかった。
翌日多機関へと相談に行った結果。
Kサツ「いやその場で呼んでくれたら話はできたけど、払っちゃってからレシートないと頼んだ頼まない・言った言わないになっちゃうでしょう?
私たちじゃ話し合いに立ち会うくらいしかできないから例えば弁護士さんとかさ」
腐敗公僕やめちまえ
消費者センター「後日の返金はすごく難しい。少なくとも民事の話になってしまうんです。その場で言ってくれればどうするべきか伝えられたけど」
夜やってねえクセに何言ってんだ血税泥
無料弁護士相談窓口「いやね。証拠があるかどうかなんだよ。カードの明細じゃいくら使ったかはわかるけど中身が確認できないでしょ。逆の立場だったら店側はいくらでもディスカウントされちゃうじゃない?だから会計のとき話しなきゃ絶対ダメなんだよ」
なに説教たれてんだよ。自分が無能弁護士なだけだろ。
店以上にこんな社会に絶望した。
ただ飲みに行った。
ただ揉みに行った。
それだけなのに。全員がぼったくりに加担してると思う。
全員グルかもとすら思う。
この件に関して尽くせる手はすべて尽くすつもりだ。