9月。


○大病院とS病院を

行ったり来たりしている中、


母の命日の4日後、

長女の成人式の振袖前撮りでした👘



母が自分の働いたお金で、

反物から仕立てた振袖は約50年前のもの。



母は宮崎県で生まれ、

中学卒業して家を出て

大分の准看学校に働きながら通い、

卒業後、働きながら看護学校に通い、

正看護師の資格を取った。



私も二十歳の時、袖を通した着物だが、

孫も着ると知ったら、

それはそれは喜んだだろう…



私は定番の赤い着物が嫌だったが、

娘はとても気に入ってくれた。





着付けが終わったと連絡がきて

美容院に迎えに行った。


娘の姿を見たとたん、

涙が滝のように溢れた。



本当に綺麗だ。



こんなにも綺麗で、

素敵な女性に成長してくれたこと、

その姿をこの目で見る事ができたこと、

全てが嬉しく、

涙が止まらなかった。


私は幸せだ。





美容院の奥さんは、娘の同級生のお母さん、


『まだ、前撮りだからアセアセ

もらい泣きしちゃう泣き笑い

と笑っていた。


思い出してこのブログを書いていても、

ウルウルしてくる。





実家の父とも写真を撮り、


仏壇に手を合わせ、


母のお墓に振袖姿を見せに行った。


目立ちたがり屋の母が作った着物。


成人式当日も誰より輝くことだろう。