2023年6月28日(水)
3つの検査の結果の日。
いつも通り出勤。
午前中の仕事の山場を超え、
荷物を持って外科外来へ。
夜勤明けの夫と合流。
がん専門看護師さんにも立ち会ってもらった。
結果
右乳房に腫瘍2つ。
その他にも小さく点在している為、
全摘手術になるが、手術が先になるか治療が先になるかは、これから治療手術をする病院で決定される。
リンパ節、他の臓器などの遠隔転移はなし。
骨転移なし。
ホルモン受容体、陽性。
HER2はグレーゾーンで来た為、
もう一度詳しい検査に出す。
ki67、29%(増殖力高め)
私は、遺伝子検査を受けたい事、持病の甲状腺機能低下症がある事、再建も悩んでいる事を考え、某大学病院で治療手術を受けたい事を伝えた。
イケおじ副院長はとても快く、
すぐ紹介状を書くと言ってくれ、
さらには、
放射線治療以外はウチの病院でもできる事、
他の治療時、具合が悪くなったら、自宅近所であるウチの病院でも対応できますからねと、サポートできることも紹介状に書いてくれると言ってくれた。
専門看護師さんも、ウィッグや下着のパンフレットをくれ、何かあったらいつでも話を聞くと言ってくれた。
私は某大学病院から予約日決定の連絡が来た時は、携帯に電話をくれる様お願いした。
最後、外来を出る時、外来看護師が確認に来た。
緊急連絡先が私の携帯になっていることに不満があったらしく、平日の日中の連絡先なら自分のデスクの電話のほうがいいでしょ。と詰め寄ってきた。
でも私は、来月の7月から療養したいという思いや、子供の急病でいつお休みしてるかわからない、予約が取れましたッて電話は自分が1番に取りたいと思っていたので、携帯のままでいいですと伝えた。が、仕事中、携帯に出れるのかと更に強く上から聞いてきた。
外来看護師のキツい詰め寄り方を見て、
がん専門看護師さんがすかさず、
さっき確認したので大丈夫です!と
加勢に来てくれた。
この様子を隣で見ていた夫も後から、
あの時、専門看護師さんが来てくれなかったら、
その言い方はなんなんだって物申すところだったと怒っていた。
クレーム入れたい、クレーム入れてもいいかとしばらく怒っていた。
病院内には、色々な人が来ている。
生死に関わる仕事をしているとゆう意識が欠落している外科外来看護師だった。
私は、自分で言うのもなんだが、
多分人より沸点が高い。
そうそう怒る事はないと思っている。
怒るという感情が自分にとって1番疲れる感情だから好きではない。
平均より沸点が低い夫は、後々怒りが込み上げしばらく文句を言っていたが
検査結果を聞いた後は、
夫と2人で近所のお蕎麦屋さんに行った。
仕事は早退する事を伝えていた。
検査してから結果を聞くまで、
1年くらいあったんじゃないかっていうくらい
長かった…
ネットサーフィンをしながら、
治療ができない状態かもしなれいんだと思った。
これから延命治療に入るかもしれないと思った。
想像の世界を生きていただけだったが、
2人ともとても疲れていた。
本当に疲れた。
私たちは店内にいたお客さん達と
同じように、美味しいねと
お蕎麦を堪能し穏やかな時間を過ごした。
久しぶりにほんのひと時、
心が休んだ気がした。
とにかく、
想像していた最悪な結果ではなかった。
安心した。
治療すれば良くなりそうな結果だったら、
子供達に伝えようと決めていた。
入院手術に選んだ
〇〇市の病院は自宅から車で片道約3時間。
(田舎暮らしの大変なところ)
子供達にも打ち明けて、
協力を得なければならない。
招集して話をしよう