八重山商工の監督とエースの間に何があったのでしょうか?
今まで、プロ注目のエースが怪我や体調不良ではなくベンチスタートとな
った例を見たことがありません。
うちの前監督でさえ、何だかんだ文句を言っても主力選手をベンチスタート
させたことは一度もありません。
横浜高校の小倉コーチは、野球小僧のインタビューにこう答えていました。
「一発勝負の戦い方で一番大事なことは、エースを先発させるということ」
小学生の頃からずっと一緒にやってきた師弟に何があったのでしょうか?
二人でずっと夢見てきた舞台に立ったというのに・・・。
伊志嶺監督は、マスコミの前で公言していました。
「次の試合、大嶺がスタメンで出ることはありえない」
その発言は、相手にとっては凄い有益な情報です。
日本中が注目している大舞台で、そうまでして何を伝えたいのか・・・。
伊志嶺監督は、目先の試合ではなくもっと別のものを見ている。
そうとしか考えられません。
結果が命、下手をすると日本国民全員を敵に回してしまう危険が伴う舞台
で、どこを見据えているのでしょうか?
それにしても腹の据わった監督です。
私などの小物の想像を超える世界に生きていますね。
私の狭い想像の世界でイメージすると、今伊志嶺監督の目には、
大嶺投手がプロで投げている姿が見えている
そんな気がします。
鉄が熱い今叩いておかないと後で修正が効かなくなる。
そのために、チームと選手スタッフ全員を人質にとっても、今やらなければ
ならないことなのではないでしょうか。
八重山初のプロ野球選手の誕生
その選手は、八重山だけでなく、多くの人々に夢と希望を与えてくれる。
その第一号選手は絶対に失敗できない。だから・・・。
大嶺選手はインタビューにこう応えていました。
「監督を見返したい」
次の八重山商工の戦いは、対戦相手との戦いと、伊志嶺監督vs大嶺投手
との戦いも見ものです。
これからも、八重山商工から目が放せません。