ネット時代10年後、新聞とテレビはこうなる/藤原 治
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TV放送のデジタル化等、ネット到来によりマスメディアは今後どう変わっていくのかを、
元電通総研社長・藤原治さんが論述した書籍。

以前にアメリカジャーナリスト達が製作したコンテンツ「EPIC2014」 は、
Googleとamazonの脅威によってテレビ、雑誌、新聞といったマスメディアが
どう変わっていくかを描いたムービーだったが、それの日本版といった感じ。

メディア関係の仕事につくビジネスマンにはお勧めの一冊。

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▼以下、メモと考察

【ネットとメディアの融合】
ネット
①デジタル②静止画③双方向④蓄積型
メディア(TV)
①アナログ②動画③一方向④フロー

この差異により融合してこなかったものが、
・2011年TV放送デジタル化
・HDDレコーダーの大容量化
・ネットのブロードバンド化
によってほぼ差異がなくなり融合が起こり、「eプラットフォーム」ができる。

そこでは、伝達媒体は全てeプラットフォームとなるため、
マスメディアの「コンテンツ制作と伝達媒体を併せ持つ」という特徴がなくなる。
PRのボトルネックは、「メディア」から「消費者」へと移る。
つまり、コンテンツの選択権が消費者の手に委ねられる。それによりコンテンツ合戦が起こる。

コンテンツ競争に強制的に放り込まれる。
そこでは新聞社も日テレもサイバーエージェントも関係なく競争する。

■eプラットフォーム時代の広告
・検索連動型広告
・プロダクトプレースメント
・アフィリエイト広告
・エクスペリエンス広告
・カスタマイズドアド


※若者の新聞離れとテレビの接触について。
テレビは新聞と違って、つけっぱなしにしておいてもお金がかからない。


※ジャック・バルキン
ブロガーは「第五の権力」の地位を獲得した。「第四の権力」と呼ばれる既存メディアの役割が
政府を監視することなら、「第五の権力」は既存メディアの監視役だ。

→ディベートを避ける日本人の特性として、上記は日本では今日的ではない。
 SNSは、その特性をより強めるはず。それでは、SNSはメディアとなり得にくいのではないか?

※新聞は、「見出し」をペラペラ目を通し、興味を持ったものをじっくりと読む。
 オンデマンド型に近い。