特にノートパソコンをお使いの方は、インターネットに接続する際に無線LANのお世話になる方も多いと思います。
自宅であれば、そのネットワークにはパスワードがかかっていることと思います。
そのパスワードには暗号化のシステムによって、いくつか種類があることをご存知ですか?
現在一般的な暗号化システムはWEP、WPA、WPA2の3つです。


このうち問題なのはWEPです。WEPは上記三つの中で一番古い暗号化システムで、
昨年の10月ごろからその脆弱性が国内でも喚起され始めています。
きっかけはどうやら神戸大学と広島大学による学術論文らしいのですが、曰く、
「WEPキーは10秒で解読可能」とのこと。


BB Watch―「WEPは10秒で解読可能」、神戸大と広島大のグループが発表


WEPの脆弱性自体はかなり以前から指摘されていたようですが、
国内ではこれを機に認識が広ったようで、件の発表の後には総務省が注意喚起も行っています。
WEPキー解析ツールはいまやWeb上に流布されており、解析の手法を何も知らない素人でも、
ツールを入手するだけで簡単にWEPのネットワークに侵入できてしまいます。

そしてついに、解析ツールを無線LANアダプタに同梱した商品まで発売されたとのこと。


AKIBA PC Hotline!―WEPの危険度がさらに拡大、解析ソフトつきの無線LANアダプタが発売される


台湾のメーカーらしいですが、本当にいい根性してると思います。
またこれを売っちゃう秋葉原も、まぁ秋葉原らしいですね~。
あそこは盗聴器なんかも普通に売ってますから、今更驚きませんが。


オタクカテゴリの記事ではありますが、これはリアルに危険な話です。
ネットワークの暗号化キーは自宅の鍵と同じくらい重要なものですから、
その鍵を偽造するツールがそこらに出回っているということです。
実際、"WEP"でgoogle検索したら、関連キーワードの先頭に挙がるのは"WEP 解析"でした。
それだけWEPの脆弱性は認識されてきているということだと思います。


ちなみに脆弱性の発表を行った研究室の記事によると、WPAももはや危なくなってきているようです。
将来的にはWPA2への切り替えが必要ですね。
ただWPAに関してはWEPのように、素人がツールだけ入手して気軽に解析できてしまう、
というところまではまだ行っていないようですが。


自宅でまだWEPのネットワークをお使いの方、早急な対応をお勧めいたしますよ。
設定方法は、お使いの無線LANルータの説明書に記載されているはずです(°∀°)b