山崎正和さん死去
【読売新聞 8月22日】←
評論家・劇作家
「柔らかい個人主義」86歳
歴史や文明への深い洞察に基づく
優れた評論や
戯曲を発表した
評論家・劇作家で、
文化勲章受章者の
山崎正和さんが
19日午前3時2分、
悪性中皮腫のため、
亡くなった。
86歳だった。
告別式は近親者で済ませた。
京都市出身。
京都大大学院在学中から
劇作に取り組み、
1963年に
「世阿彌」で
岸田國士戯曲賞
(当時・新劇岸田戯曲賞)、
85年にギリシャ悲劇を
題材にした
「オイディプス昇天」で
読売文学賞(戯曲賞)を受賞。
2002年には
ナチスの
ユダヤ人虐殺を背景にした
対話劇
「言葉ーアイヒマンを
捕らえた男」を作り、
新境地を開いた。
文芸・社会評論家や
文明論にも優れ、
1973年に
「鴎外 闘う家長」が読売文学賞
(評論・伝記賞)、
脱産業化社会で時間の消費や
社交を楽しむ大切さを説いた
84年の
「柔らかい個人主義の誕生」は
吉野作造賞に選ばれた。
2003年の「社交する人間」では
現代的な人の結びつき方を
論じるなど
独自の視点で社会や文明を
評論家・劇作家
「柔らかい個人主義」86歳
歴史や文明への深い洞察に基づく
優れた評論や
戯曲を発表した
評論家・劇作家で、
文化勲章受章者の
山崎正和さんが
19日午前3時2分、
悪性中皮腫のため、
亡くなった。
86歳だった。
告別式は近親者で済ませた。
京都市出身。
京都大大学院在学中から
劇作に取り組み、
1963年に
「世阿彌」で
岸田國士戯曲賞
(当時・新劇岸田戯曲賞)、
85年にギリシャ悲劇を
題材にした
「オイディプス昇天」で
読売文学賞(戯曲賞)を受賞。
2002年には
ナチスの
ユダヤ人虐殺を背景にした
対話劇
「言葉ーアイヒマンを
捕らえた男」を作り、
新境地を開いた。
文芸・社会評論家や
文明論にも優れ、
1973年に
「鴎外 闘う家長」が読売文学賞
(評論・伝記賞)、
脱産業化社会で時間の消費や
社交を楽しむ大切さを説いた
84年の
「柔らかい個人主義の誕生」は
吉野作造賞に選ばれた。
2003年の「社交する人間」では
現代的な人の結びつき方を
論じるなど
独自の視点で社会や文明を
捉えた話題作を世に送った。
関西大学、
大阪大学で教授を務め、
学芸賞、
地域文学賞などを
運営するサントリー文化財団
(大阪市)に、
1979年の創設時からかかわった。
91年には
財団法人
「兵庫現代芸術劇場」の
芸術監督に就任。
学識を請われ、
政治、
外交、
教育の分野で、
歴代首相らの
諮問機関メンバーを務め、
中央教育審議会会長などを歴任。
読売新聞社調査研究本部客員研究員
として長年、
時事コラム
「地球を読む」を執筆し、
本紙と出版業界などでつくる
活字文化推進会議委員長も務めた。
99年に紫綬褒章、
2006年に文化功労者。
11年に
戯曲・評論の業績に対して
日本芸術院賞・恩賜賞、
18年に文化勲章を受けた。
日本芸術院会員。
今年6月に体調を崩し、
入退院を繰り返していた。