モリスンさん死去
88歳、
ノーベル文学賞
【ニューヨーク=村山誠】
米国メディアによると、
1993年に
米国の
黒人女性として
初めて
ノーベル文学賞を受賞した
作家
トニ・モリスンさんが
5日
ニューヨーク州の医療施設で死去した
88歳だった。
オハイオ州で生まれた。
ハワード、
コーネル両大学で
古典文学を学び、
70年に
父親に妊娠させられた
黒人少女の悲劇を描いた
「青い眼がほしい」で
文壇デビューした。
南北戦争後の
逃亡奴隷女の
一生を描いた
「ビラヴド」(87年)で
ピュリッツァー賞と
全米図書賞を受賞した。
女性や
黒人への差別を
フェミニズムの視点から
重厚な筆致で描き、
現代を代表する
作家の一人になった。
他の著作に
「ソロモンの歌」
「誘惑者たちの島」などがある。