はやぶさ2 衝突実験成功

人工クレーター形成か

世界初  小惑星に金属塊


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は

5日、探査機はやぶさ2が

小惑星リュウグウ

(直径約900㍍)に金属の塊を

衝突させることに成功したと発表した

太陽光などに影響を受けていない

地下の部分を露出させる狙いで

小惑星に人工物を撃ち込んだのは

世界初。JAXAは予定通りに

人工クレーターが出来た可能性が

高いとみており、確認後、

5月にもクレーターからの

試料採取を目指す。

小惑星の内部は

46億年前の

太陽系誕生時の状態を

とどめているとされ、

その試料を地球に持ち帰って

分析することで、

太陽系の成り立ちに迫る。

はやぶさ2

5日午前10時56分、

リュウグウから

高度500㍍で「衝突装置」を分離。

その後、

観測用のカメラも切り離した。

衝突装置は

銅の塊(約2㌔・㌘)を

地表面に撃ち込み、

観測用カメラが

衝突による飛散物を撮影した。

はやぶさ2

衝突で飛び散る破片で損傷しないよう

衝突前にリュウグウの陰に退避した。

記者会見した

計画責任者の

津田雄一JAXAプロジェクトマネージャー

「衝突は成功したと判定した。

宇宙探査の新しい手段を確立した」

と述べた。