○落語家の桂きん枝さん(68)が

上方落語の名跡

「桂小文枝」四代目襲名を披露する

公演が12日、

大阪市中央区の

なんばグランド花月で行われた。

小文枝は、

戦後の上方落語復興に尽力した

「四天王」の一人、

五代目桂文枝

(2005年死去)の前名で、

小文枝の名跡が復活するのは

27年ぶり。

大阪市出身のきん枝さんは

1969年、

五代目文枝(当時は三代目小文枝)に

入門した。

師匠の命日にあたるこの日

口上では兄弟子の六代桂文枝さん(75)

上方落語協会長の笑福亭仁智さん(66)

桂ざこばさん(71)、

東京の三遊亭円楽さん(69)らが

祝辞を述べた。

続く小文枝としての

初高座では「天神山」を

生き生きと演じ、

「一歩一歩、

師匠に近づけるよう

精進していきたい」と深々と

頭を下げた。

披露公演は来年3月まで全国各地で

開かれる。








○学士院賞  藤田氏ら9人

日本学士院(塩野宏院長)は12日、

優れた研究実績を顕彰する

2019年度日本学士院賞に9人を選ぶ

有機化学の研究で多大な功績を

収めた藤田誠・東京大教授には

恩賜賞も贈られるほか

植物由来の新材料

「セルロースナノファイバー」の

効率的な製造法を開発し、

読売農学賞を受けた

磯貝明氏らが選ばれた。

受賞者と研究業績は次の通り。


【読売新聞3.13】

『恩賜賞・日本学士院賞』

○藤田誠

東京大教授(61)=有機化学・錯体化学、

「結晶スポンジ法ーX線構造解析の

革新と分子科学技術への展開ー」

『日本学士院賞』

○山崎志郎

大妻女子大教授(61)=日本経済史

「太平洋戦争期の物資動員計画」

○平間正博

東北大名誉教授(71)=天然物合成化学

「シガトキシンを始めとする

複雑な構造を有する生理活性天然物の

全合成研究」

○常田佐久

国立天文台長(64)=天文学

「太陽観測衛星による

太陽電磁流体現象の研究」

○永嶺謙忠

高エネルギー加速器研究機構名誉教授

(77)=原子核素粒子物理学・

物質生命地球科学

「ミュオンラジオグラフィーの

開拓と大規模構造体の非破壊的研究」

○藤野陽三

横浜国立大上席特別教授(69)=

土木工学

「長大な構造物の振動現象の解明と

制御」

○磯貝明

東京大教授(64)=生物材料科学

「植物由来の完全分散化

セルロースナノファイバーに関する

研究」

○長澤丘司

大阪大教授(57)=免疫学・血液学・

血液学・幹細胞生物学

「造血幹細胞と造血、

骨を維持する骨髄微小環境の解明」

○高柳広

東京大教授(53)=免疫学

「骨の研究と免疫学の融合を目指す

Osteoimmunologyの研究」