退位儀式

お言葉「譲位」不使用

政府調整

「陛下の意思」回避

天皇陛下が退位される

4月30日の

「退位礼正殿の儀」で、

政府は陛下の

「お言葉」に

「譲位」という表現を

使わないよう調整している。

陛下が自らの

意思で皇位を譲ると

受け取られれば

天皇の政治的権能を禁じる

憲法に触れるおそれがあるためだ。

退位礼正殿の儀は、

憲法が定める国事行為として

皇居・宮殿「松の間」で

行われる。陛下に感謝する

首相の「国民代表の辞」に続き

陛下が退位にあたっての

「お言葉」を述べられる

段取りとなっている。


陛下は

お言葉で、

退位を実現する特例法に従って

退位する旨を述べられる見込みだ。

ただ、

陛下は

昨年12月の誕生日に先立つ

記者会見で

「私の譲位の日も近づいてきています」

と述べるなど、

公の場で「譲位」という

表現をしばしば使われている。

一方、

政府は

特例法の名称などに

「譲位」という言葉を使っていない

菅官房長官は

2017年6月、

特例法案を審議した

参院特別委員会で

「陛下の意思で

皇位を譲るのではなく、

特例法の直接の効果として行われる

用語としては

『退位』が適切だ」と説明している。

退位礼正殿の儀は

天皇の国事行為として

「内閣の助言と承認」に

基づいて執り行われる。

首位官邸側は

宮内庁に対し、

陛下のお言葉では

譲位という表現を避けるよう

求める構えだ。






◆◇「退位礼正殿の儀」◇◆

天皇、皇后両陛下が入場



侍従が剣爾などを台に安置



首相の「国民代表の辞」



陛下の「お言葉」



両陛下が退出