徴用工  早期協議を要請

河野外相、韓国外相に

レーダー照射も議題

【読売1.24 チューリッヒ  梁田真樹子】

韓国人元徴用工の訴訟をめぐる問題で

日韓関係が悪化する中、

河野外相は23日午前

(日本時間23日夜)、

スイス・ダボスで

韓国の康京和外相と

約1時間会談した。

河野氏は

元徴用工訴訟に関連し、

日韓請求権・経済協力協定に

基づく2国間協議に早期に

応じるよう求めた。


外相会談のポイント

☆韓国人元徴用工訴訟に関し

日本側は日韓請求権協定に基づく

2国間協議に早期に応じるよう要請

☆日本側は、海上自衛隊機が23日に

韓国海軍艦艇への

「威嚇飛行」を行ったとする主張を否定

☆北朝鮮問題で

日米韓の連携を確認



韓国大法院(最高裁)は

昨年10月、

新日鉄住金に対し、

韓国人元徴用工への

賠償を命じる判決を確定させた。

その後、

韓国国内で

日本企業に賠償を命じる判決が

相次ぎ、差し押さえ手続きが進んだ。

日本政府は

韓国側に

日本企業に不利益とならない

措置をとるよう求め、

協定に基づく協議を

今月9日に申し入れた。


河野氏は会談で

「協定の解釈と適用に関する

紛争が存在するのは明らかだ。

要求した協議において、

早期に解決したい」と速やかな

協議入りを求めた。

日本政府は

韓国に対する

戦時中の賠償問題について、

元徴用工らも含めて

日韓請求権協定で解決済みとの立場だ

日本外務省は会談後、

韓国側の反応を明らかにしなかった


韓国海軍駆逐艦が昨年12月、

海上自衛隊哨戒機に

火器管制レーダーを照射した

問題も議題になった。

この問題で防衛省は21日、

韓国側が客観的な事実に基づく

議論に応じないとして、

実務者協議の打ち切りを決めた。

河野氏は

「日本側から

発表した見解は最終のものだ」と強調


外相会談に先立ち、

韓国軍は23日、

海自機が東シナ海で

韓国海軍の艦艇に

「威嚇飛行」を行ったと発表した。


康氏は外相会談冒頭

「日本の哨戒機の低空飛行があり

遺憾だ」と述べた。

これに対し

河野氏は

「韓国が主張するような

近距離では

飛行していない」と反論した。


両外相は

北朝鮮問題について、

2回目の米朝首脳会談が

2月中にも開かれる可能性が

高いことを受け、

日韓、

日米韓の連携を確認していく

方針で一致した。

慰安婦問題についても議題となった。

日韓外相の直接会談は4カ月ぶり。

韓国最高裁が

昨年10月に元徴用工訴訟での

判決を確定させた後では初めてとなる









韓国「自衛隊機再び威嚇」

防衛相否定「適切に運用」

【ソウル=豊浦潤一】


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