行快作の阿弥陀三尊像

京都・聞名寺  

快慶一番弟子、ほぞに墨書


京都市左京区の聞名寺の本尊

阿弥陀三尊像(13世紀)について、

京都国立博物館

(京都市東山区)は17日、

行快作と確認したと発表した。

行快は

鎌倉時代を代表する

仏師・快慶の

一番弟子で、

手がけたことが判明した

仏像は極めて少なく、

これ以外に9件のみという。

発表によると、

三尊像は

阿弥陀如来立像

(高さ83㌢)、

勢至菩薩立像

(同58㌢)、

観音菩薩立像

(同59㌢)。

左右に並ぶ脇侍の

両菩薩立像の左足と台座をつなぐ

ほぞの部分に「行快」と墨書されて

いるのが調査でわかった。

勢至菩薩立像には、

行快の僧としての位を表す

「法眼」の文字もあった。

阿弥陀如来立像に墨書はないが

両菩薩立像と顔つきなど

作風が一致していることから

行快作と判断した。

阿弥陀如来三尊像は

4月13日~6月9日、

京都国立博物館で開かれる

特別展

「国宝一遍聖絵と時宗の名宝」で

公開される。


【読売/2018.12.18火曜】