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米が宇宙軍   中露に対抗

総合軍   トランプ氏、創設命令

【ワシントン=海谷道隆】

米国のトランプ大統領は18日、

宇宙領域の作戦指揮を担う

軍種横断の統合軍としての

「宇宙軍」

(Space Command)創設を

マティス国防長官に命じた。

宇宙領域での

軍事能力を高める

中国やロシアに対抗する狙いがある。

トランプ氏が

大統領令に署名した。

トランプ政権は

2020年までに陸海空などと

同格の独立軍種としての

「宇宙軍」

(Space Force)を創設する方針も

表明している。

ペンス副大統領は18日、

フロリダ州のケネディ宇宙センター

での演説で

「諸外国は

人工衛星を妨害し、

無能力化する電子兵器の開発を

進めている。

中国は衛星を破壊する

ミサイル実験を行っている」と指摘した

また、

「米国は地球と同様に

宇宙での優位を確保する歩みを

進めている」と語り、

宇宙領域での

大国間競争でも一歩も引かない

姿勢を鮮明にした。

部隊展開や

精密攻撃など、

現代の作戦に不可欠な衛星が

破壊されれば、影響は甚大だ。

トランプ政権は、

中国やロシアが

米国との有事に衛星攻撃に

踏み切ることを警戒し、

防衛能力向上などの対応を

強化する構えだ。

宇宙軍は

インド太平洋地域に対応する

「インド太平洋軍」や、

サイバー領域に対応する

「サイバー軍」などと並ぶ

組織となり、

11番目の統合軍となる

宇宙領域での

作戦権限が与えられ、

戦術や

技術開発にも責任を持つ。

一方、

新軍種としての

宇宙軍創設には

議会での承認が必要となる。

官僚組織の肥大化に

つながるとの懸念がくすぶっており

議会で理解が広がるかどうか

見通せていない。