角界から暴力を根絶するため

19日の

日本相撲協会理事会で

様々な対策が打ち出された。

理事会後の記者会見で

八角理事長(元横綱北勝海)は

「今年経験したことや、

大変だった思いを

今後どう生かしていくかが

私たちの課題だと思っている」と

暴力一掃への決意を述べた。

2月上旬   全協会員に研修

暴力根絶へ   力士も自覚を



相撲協会  「暴力禁止規程」

臨時理事会  番付ごとに処分基準

【読売新聞12.20】

日本相撲協会は19日、

東京・両国国技館で臨時理事会を開き

昨年10月の元横綱による

傷害事件に端を発する一連の不祥事を

受け、暴力問題に特化した

「暴力禁止規程」を新たに制定し、

暴力を振るった力士の番付に応じた

処分基準を公表した。

同日施行された

暴力禁止規程では、

稽古中、

稽古以外を問わず、

道具の使用や

多人数での暴力など具体的な

禁止行為を定めた。

その上で、


◆力士の暴力に対する処分基準◇

横綱 /   引退勧告、懲戒解雇

関取 / 出場停止1場所

幕下以下 / 出場停止、けん責、

注意処分




鏡山危機管理部長

(元関脇多賀竜)は

「横綱は

(全力士の)見本。

社会的責任も大きい」と説明した。

このほか

新たに外部有識者を加えた

「コンプライアンス委員会」

(委員長=青沼隆之・

元名古屋高検検事長)も発足させ、

暴力事案以外の不祥事にも

対応できる体制を整えた。

八角理事長

(元横綱北勝海)は記者会見で

「この規程を中心にして、

相撲協会から

暴力をなくしていきたい」と話した



◇ 暴力禁止規程で定めた禁止行為 ◇

①道具を用いて暴力を振るうこと

②多数の人が共同して暴力を振るうこと

③正常な稽古や

指導の範囲を明らかに越えた

しごきや制裁、その他の暴力を

振るうこと

④稽古中に拳で殴るなど

審判規則で定めた禁じ手を故意に

暴力として用いること

⑤稽古以外の場での暴力、

器物を損壊すること  




相撲協会  親方に不祥事報告義務

「コンプライアンス委員会」新設

◆コンプライアンス委員会

◇委員長   青沼隆之氏

(元名古屋高検検事長、弁護士)

◇委員  安倍嘉人氏

(元東京高裁長官、弁護士)

神津カンナ氏

(作家、エッセイスト)

◇部長   鏡山親方

(元関脇多賀竜 = コンプライアンス

担当理事)

◇各一門の委員   出来山親方

(元関脇出羽の花、出羽海一門)

西岩親方

(元関脇若の里、二所ノ関一門)

勝ノ浦親方

(元幕内起利錦、時津風一門)

東関親方

(元幕内潮丸、高砂一門)

大島親方

(元関脇魁輝、伊勢ヶ浜一門)



◆教育研修担当顧問

櫟原利明氏

(元参議院法制局調査室長、

日本相撲連盟常務理事、

東大相撲部OB会長)