体と心の性が異なる

トランスジェンダーの

人向けの下着を

大阪市の支援団体と、

中小の下着メーカーでつくる

「ひこね繊維協同組合」

(滋賀県彦根市)が

共同開発し、3日、特許申請した。

「既製品だと体が

締め付けられる」といった悩みを

持つ当事者たちが、

開発に加わった。

トランスジェンダーは、

性同一性障害と呼ばれ、

ホルモン注射や

性別適合手術を受ける人がいる。

既製品の下着では、

体の線が

不自然に見えたり、

違和感があったりする課題があった。

トランスジェンダーの人の

支援団体「LGB.T」が

今年初め、繊維協同組合に

共同開発を提案し、

組合も

「大手にはない製品を作ろう」と

応じた。

LGB.Tは

トランスジェンダーの約50人に

アンケートし、

組合は試着してもらって改良を重ね

パンツやシャツなどの製品化に

こぎつけた。

心の性が男性用のランニングシャツは

腹回りが細い女性の体を考慮し

腹部の布を厚くして、がっちりした

体格に見えるよう工夫。

心の性が女性の人のブラジャーは

男性の胸板の厚さを計算して

デザインした。

11月18日には開発に協力した人の

試着会があった。


心の性は

男性(39)で

約10年前からホルモン注射を続ける

人は「既製の男性用シャツだと

肩などが合わなかったが

きれいに見える。理想的です」と

話した。

今後、専用サイトを開設して

来年4月からネット販売を始める。



【読売新聞12.4】