天正遣欧使節で縁    近江八幡とマントバ

日伊400年   音楽祭で絆

【読売新聞12.11】


イタリアで最古級の歴史を誇る

マントバ国立音楽院の教授らを

招いた音楽祭が

来年6月、

近江八幡市で開かれる。

マントバ市は

安土桃山時代、

織田信長ゆかりの使節団が

立ち寄ったことから、

合併前の旧安土町時代から

姉妹都市提携を結んでおり、

両市町を知る音楽家や

市民が交流を企画した。

音楽祭に出演するビオラ奏者の

森脇崇さん(38)は

「400年にわたる

両都市の絆を再確認したい」と

意気込んでいる。



2005年に姉妹都市提携が結ばれ

近江八幡市民らでつくる

「マントヴァクラブ」が

交流を続けてきた。

大津市を拠点に活動してきた

森脇さんは

1777年に創立された音楽院で

室内管弦楽団に参加しており、

音楽祭の開催を発案した。

近江八幡市も、

安土町との合併から

10周年を迎えることから、

記念事業として

「近江八幡マントヴァ音楽祭」の

共催を決定。

マントバ市出身の同音楽院教授で

国際的に活躍する

バイオリニストの

パオロ・ギドーニ氏が

日本で初めて演奏する。

音楽祭の

「オープニング・コンサート」は

6月13日午後2時から、

琵琶湖に浮かぶ沖島の

小学校体育館で

森脇さんと演奏する。

授業の一環だが、

一般席50人分を無料開放する。

整理券が必要で、

3月1日から

市文化観光課で配布する。




(阿部健)