入手容易   自殺図る若者も

カフェイン乱用   多発

専門家  販売規制訴え

【読売新聞12.5】

自殺などを

目的とした

カフェインの過剰摂取による

急性中毒が相次いでいる。

カフェインは

一度に大量に飲むと

中毒に陥り、死に至る恐れもあるが

入手が容易で

若者らに乱用が広がっている。

専門家からは、

販売制限など対策の必要性を

訴える声があがる。



◆ネットで購入

「カフェイン    致死量」

カフェインは、

神経を興奮させる作用があり、

過剰摂取すると

吐き気や動悸、不眠などの

中毒症状を引き起こす恐れがある。

個人差はあるが、

数時間以内の摂取量が1㌘を越えると

中毒症状が表れ、

5~6㌘で死に至る場合もある。


◆救急搬送急増

日本中毒学会(東京)が

全国の264の救急医療機関に依頼し

回答があった

38医療機関の調査結果では、

2011年度からの

5年間にカフェイン中毒で

救急搬送された人は

101人で、

うち3人が死亡。

特に13年度以降が86人と

急増しており、

多くは自殺や自傷目的での

大量摂取が原因だったという。



静岡県では昨年、

女子中学生(当時14歳)が

錠剤100錠以上を飲んで病院に搬送

一命を取り留めたが

生徒は自殺を図ろうとネットで調べ

市販の錠剤を複数回に分けて購入し

一気に服用していた。



しかし、

厚生労働省は

「用法通りの利用では

健康被害はない」として、

販売規制などは検討していない。





【飲料のカフェイン含有量】

コーヒー    60mg/100ml

紅茶     30/100ml

煎茶    20/20ml

エナジードリンク・

眠気覚まし飲料       32/300ml