「丹波篠山市」賛成多数

市名住民投票    来年5月移行目指す

【読売新聞11.19】

兵庫県篠山市の市名を

「丹波篠山市」に変更する賛否を

問う住民投票が18日、

投開票され、変更に「賛成」が

「反対」を上回った。

同日実施された市長選は、

市名変更を推進してきた

前市長の酒井隆明氏(64)

(無所属=自民、

国民民主、

公明推薦)が

新人を破って当選した。

総務省によると、

自治体名の変更の是非を問う

住民投票は全国初という。

住民投票に法的拘束力はない。

酒井氏は、

改元に合わせて

来年5月の新市名移行を目指し、

近く条例案を市議会に提出する方針。

市議会が

可決すれば、市名変更が決まる。

住民投票は投票率50%以上で

開票され、市選挙管理委員会によると

今回の投票率は69.79%だった。

篠山市は

「平成の大合弁第一号」として、

4町の合弁で1999年4月に発足。

市域は

伝統的に「丹波篠山」と呼ばれ

黒豆など特産品のブランド名に

なっている。

しかし2004年、

兵庫県の6町の合弁で隣に

「丹波市」が誕生し、

篠山市の特産物が丹波市産と

混同されることなどが増加。

ブランドの地位低下に

危機感を抱いた商工会や

観光協会などが

市名変更を市や議会に要望し、

酒井氏が8月、

変更方針を表明した。

これに対し

市民団体が住民意思を反映させるべき

だとして、必要数を上回る1万人超の

署名を集め、住民投票を請求。

酒井氏は

「市長選と住民投票の同日実施で

関心を高め、民意を問いたい」と

市長を辞職する異例の展開になった