プラごみ削減  試行錯誤

飲食・小売店  紙袋切り替えなど

飲食店や小売店で、

プラスチックごみの削減に向けて、

レジ袋の有料化や

「脱ストロー」といった取り組みが

広がっている。

環境省も将来的に

プラスチック製レジ袋の

有料化を義務付ける方針だが

「無料」に慣れた消費者の反発や

売り上げへの影響を不安視する

声も残る。

日本マクドナルドは15日から、

自社で提供したプラスチック製の

おまけのおもちゃをリサイクルした

トレーを、全国の店舗で段階的に

使い始めた。

今年2月~5月、

トレーの原料用として店内に

おもちゃ回収ボックスを

設置したところ、目標を2割以上

上回る127万個が集まったという。

衣料品店を展開する

「H&Mジャパン」は12月以降、

全国の店舗でプラスチック製の

買い物袋を順次、

紙袋に切り替えた上で有料化する

ただ、

消費者にとって

「レジ袋は無料」との意識は根強く

ユニー・ファミリーマートHDの

幹部は、

「環境を考えるとやった方が

いいがなかなか難しい。

(他店との)

競争関係を考慮せざるを得ない」と

述べ、消費者の理解が課題との

認識を示した。





◆プラスチックごみ削減に向けた

企業の動き◆


[Starbucks]   2020年中プラスチックストローを廃止

[McDonald's] 25年までにプラスチックストローを廃止。日本ではおもちゃをリサイクルしたトレーを導入

[すかいらーくHD] 「ガスト」など全業態で使用しているプラスチックストローを20年までに原則停止

[ロイヤルHD] 「ロイヤルホスト」などでプラスチックストローの提供を順次廃止

[H&Mジャパン] 買い物袋を紙袋にした上で20円で販売


[良品計画] 19年4月に開業する東京・銀座の「無印良品」で紙袋に統一することを検討。服飾小物のハンガーやフックもプラスチック製から紙袋に切り替え検討




◇紙おむつリサイクル手引◇

環境省策定へ

「大人用」急増  ごみ懸念

環境省は来年度、自治体に対し、

使用済み紙おむつのリサイクルを

促すガイドライン(手引)を策定する

方針を固めた。

高齢化で大人用おむつの生産が

過去最高を更新し、

ごみの量が増えており

有効活用することで

減量化に取り組む。

ガイドラインには、

リサイクルに取り組んでいる

先進自治体の事例を参考に、

処理や

回収方法などが盛り込まれる見通し。

現状では、

おむつから固形燃料を作る技術や

パルプを取り出して

建築資材に再利用する技術などがある

おむつメーカーや

リサイクル技術を持つ企業、

自治体などを集めて検討会を開いて

策定する。

【大人用おむつ】

子ども用おむつによく似た外側と

中に敷く吸収力の高いパッドを

組み合わせて使う。

家庭や介護施設などから出る

おむつごみは、

ほとんどが一般ごみとして

自治体に処分されている。