ソユーズ打ち上げ失敗

エンジン異常   飛行士2人脱出

【モスクワ=工藤武人】

インターファクス通信などによると

中央アジア・カザフスタンの

バイコヌール

「ソユーズ」のエンジンに

異常が発生した。

ロケットには、

国際宇宙ステーション(lSS)に向かう

米露の宇宙飛行士2人が乗った

宇宙船が搭載されていたが、

飛行士は緊急脱出して無事だった。

ソユーズは、

2011年の米国の

スペースシャトルが退役後、

ISSへ人を運ぶ唯一の手段となっている

16年には

物資を運ぶ無人補給船の

打ち上げに失敗したが、

ISSへの有人飛行での失敗は初。



ソユーズは

旧ソ連が開発し、

1967年の初飛行から

改良を重ね、

約140回の有人飛行を繰り返してきた

死亡事故は

67年と

71年の2度起きている。




ISSは2024年までの運用が決まっており

日本人宇宙飛行士も

ISSと地球との往復にソユーズを利用。

17~18年に

長期滞在した金井宣茂さん(41)も搭乗

失敗の原因究明が長引けば、

打ち上げスケジュールが遅れる

可能性もある。

19年末頃から野口聡一さん(53)が

約半年間、ISSに滞在する予定で、

日本政府関係者は

「ソユーズの

運用停止が続けば、大きな

影響が出かねない」と話す。